推定万博出品作 高橋凌雲 謹作 スイカの如き特殊素地 金工高浮彫 甲虫花器 2/7(金) 終了
東京銅器の第一人者として名高き『高橋凌雲』とは
大正天皇にも献上品を謹作する程の名工として
三の丸尚蔵館にも収蔵されておりますが
そんな『高橋凌雲』の作例の中でも今作とは
スイカの如き『特殊素地』に金工細工による
『カブト虫』の高浮彫象嵌が施された
一見するだけでも何かしらの博覧会への『出品作』
で在ろうと言う事が容易に窺い知れます
『正阿弥勝義』級の出来栄えを誇る
博物館級の推定『万博出品作』と成っております。
(時代)
明治期
(寸法)
高さ(26.0cm)
横幅(31.5cm)
重量(7130g)
(状態)
明治期に謹作された『古美術品』ですから
至極当然と言えます僅かな擦れ等は御座いますが
それ以外には特筆すべき箇所の無い
無傷完品レベルと成っております。
此れ程までにも精妙極まる出来栄えの金工作品には
大袈裟では無く
生涯でもそう何度もは出逢う事は叶いません。
一見するだけでも通常の作例とは明らかなる一線を画す
正真正銘なる『特別作』と成っております。