アメジスト ペンダント ネックレス 手元に有ります。ナチュラルアメティストドロップレットペンダントクォーツ紫水晶 ラッキージェム


ギリシャ神話に出てくる、荒くれ者の酒の神「バッカス」は、月の女神「ディアナ」と喧嘩をしてしまいます。侮辱を受けたと逆恨みしたバッカスは、憂さ晴らしにたらふくお酒を呑んで家来達と騒いでいました。
それでもバッカスの怒りは収まらず、今からこの道を歩いてくる最初に出会った人をペットである猛獣ピューマに襲わせてやる、といったとんでもない悪行を企みました。「面白いことになりそうだ。」と外に出てバッカスは獲物を待ち構えていました。
そこへ、運悪く通りかかったのが偶然にもバッカスが侮辱を受けたと逆恨みしている月の女神「ディアナ」に仕える女官「アメジスト」でした。猛獣が美しい少女アメジストに襲いかかろうとしたその時です、月の女神ディアナがそれを察知し、アメジストを一瞬の内にクリスタルに変えたのです。
はっと我に返ったバッカスは猛省し、自分が持っていた高価なワインをクリスタルになってしまったアメジストにドボドボとふりかけました。「もう二度とお酒に悪酔いいたしません・・・。」と祈りを捧げ、深く誓い供養したのです。するとクリスタルは見事な紫色にそまり、美しく輝くアメジストの原石ができたというお話が伝えられています。


アメジスト、紫水晶の産出国

アメジストは、もともとルビーやエメラルド、サファイアのようにとても高価な石で、特権階級の人のみ手にすることができる大変貴重な宝石でした。
しかし19世紀にブラジルに大きな鉱山が発見され、希少石だったアメジストが豊富に産出されるようになったのです。今でも主要な原産国はブラジルで、他にアフリカのザンビアやウルグアイで産出されます。ブラジルで産出されるアメジストの特徴は、比較的明るい紫色です。ザンビア産のアメジストは、色が濃く鮮やかなのが特徴です。歴史が古いロシア産は、深い紫色で青や赤の光を放つ物もあります。
ラベンダーアメジストは主にブラジルやマダガスカルで産出されますが、特に透明度が高く高品質なラベンダーアメジストは、マダガスカルで多く産出されます。 グリーンアメジストは希少ながら、ブラジルで産出されています。