講談社学術文庫●維新への胎動〈上中〉寺田屋事件 徳富 蘇峰【著】/平泉 澄【校訂】1993/94
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●1993/94年版。発売時定価~1,700+1,800+税円
●文久元年五月、長藩長井雅楽は航海遠略を公武合体の楔子とすべき旨趣の口上書を朝廷に提出、朝幕間を周旋するも、同二年正月十五日、坂下門外に於て閣老安藤対馬守が水戸浪士らに要撃される事件出来で頓挫。天下の大勢は長井流の公武合体策の実現すべからざるを見、薩藩島津久光は大兵を率いて上洛、朝主幕従公武合体を主唱、同年四月二十三日、尊攘派有馬新七ら薩藩士同士の乱闘、寺田屋事件起る。
目次
第1章 丙辰丸盟約
第2章 盟約後水長両藩士の交渉
第3章 大橋訥庵らの運動
第4章 坂下門外の事変
第5章 清河八郎の運動
第6章 京都における長井雅楽の運動
第7章 江戸における長井雅楽の運動
第8章 薩藩の運動開始
第9章 大久保一蔵の京都奔走
第10章 薩州精忠組左翼の運動
第11章 薩長藩士の交渉
第12章 薩藩の西郷隆盛起用
第13章 上国における西郷隆盛
第14章 島津久光入京
第15章 諸藩志士の京畿挙義策動
第16章 清河一派の分離
第17章 長州反長井派の運動
第18章 志士の入京
第19章 寺田屋事件
文久二年五月勅使大原重徳、添役島津久光東下、将軍家茂と相見し、慶喜を後見職、春嶽を総裁職に任ずべき勅旨を伝達。長藩、開国航海の看板を撤去、尊皇攘夷に転向。久光、幕府をして勅命奉承実施するに至らしめ、八月京都へ復命すべく上京の途に就く。行列川崎を過ぎ生麦へ差し掛かりし時、日本の風習を知らざる英人供先へ騎馬にて乱入。言語通ぜず、供頭一名を殺害。世にいう生麦事件を惹起す。
目次
第1章 寺田屋事変の善後策
第2章 井伊政策の崩壊
第3章 松平慶永の再出仕
第4章 毛利氏の京都運動
第5章 長井雅楽の失脚
第6章 勅使東下の決定
第7章 勅使の使命
第8章 勅使、江戸に向かう
第9章 長藩の政策変更
第10章 江戸における大原勅使と島津久光
第11章 幕府の勅旨奉承
第12章 後見及び総裁職と勅使会見
第13章 島津久光に関する運動の不結果
第14章 毛利氏の転向手段
第15章 毛利定広、江戸に入る
第16章 生麦事件起こる
第17章 生麦事件に対する幕府の処置
第18章 大原・島津の帰京復命
第19章 朝臣の黜陟
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