従いまして、家庭用オーディオでは不要?とも言えるのですが、
RCA仕様が採用された、1960年代と現代のオーディオ環境は大きく変化。
調べてみますと、RCA同軸コード(1芯シールド構造)でのコンデンサー現象は、現在の「デジタル環境」では、意外と顕著であることが
確認されており、対策として、「太め・短め」のコードを利用すると、「一定の抑制の効果」が認められております。
このため、多くのオーディオ・ファンは「伝(電)線マン」となり、高額なRCA・コードを試し、
新たなコードが出てくると、またまた利用する、、、、と言った具合であるかと思います。
趣味として、これも楽しみの内ですが、RCA・同軸コード(1芯シールド構造)である限りは、
モガミ、カナレ、モンスター、ベルデン等々果ては、純銀線、金、プラチナどれほどの高額製品であっても、
コンデンサー現象からは、逃れられません。
つまり、コンデンサー現象は根本的な構造の問題ですので、
ここを解決しなければ、50歩100歩です。
RCA同軸コードは通常「アンバランス線」と表現されます。ここを改善するには、「バランス線」つまり、
平打ち・平行コードとなりますが、これでは、シールド・レスですので、電磁ノイズに無力です。
そこで、利用できるのは、平打ちコードをシールドで包み込んだ構造。2芯シールド線。
XLR仕様に於いても2芯シールド線が利用されております。
今般は、オーディオ・ノート社のアイディアを利用して、RCA方式での「1芯シールド×2・バランスコード」を制作致しました。
この方法の場合、OUT側、IN側で端末の処理が変わりますので、OUT側は赤、青のチューブで仕上げております。
写真でお確かめ下さい。
注:IN、OUT、それぞれ機器につなぐ場合、逆に接続しますと、微妙に音質が変化します。
この特徴を利用し、微妙な調整にお役立てください。
オーディオ・ノート社のアイディアによるRCAバランス・コードの概念図です。
およそ、40年前に、同社が「シルバード・ホーマー」を製品化した際の物です。
2芯シールド・コードには芯線a、芯線b、シールドcの3本の導線があります。
OUT側:ホットにa線、コールドにbとcを接続。
IN側:ホットにa線、コールドにbのみ。cはどこにも結線しません。
コツは、これらの結線を「プラグの中で完成」させます。しかも、プラグは必ず、金属プラグです。
これで、シールドが完成します。注意点は、IN側で「プラグの内側にc線が触れる」と、単なる同軸になってしまいます。
IN側で「シールドの切れ目」が存在しますが、この部分に、「金属プラグの外装が被る」ことで、切れ目を最小とします。
この「シールドの切れ目」が重要で、通電しておりませんので、電荷は存在しますが、電流が存在しない。
つまり、GNDと同じ効果を発揮するわけです。
コンデンサー効果(現象)の概念図:写真⑦。
例として、CDプレーヤー~AMPで表示しております。
RCA同軸コードの場合、CDプレーヤーとAMPの間に、回路上、存在しないはずの
コンデンサーが付加される現象を差します。
更にやっかいなのは、シールドに電流が流れているため、電荷の量が不安定。強弱が発生します。
次に、芯線とシールド線の断面積比が大きく、「アンバランス」である為、更に効果(現象)を増強します。
ここを、「バランス」に変更しますと、これらの効果(現象)を排除出来ます。
従いまして、CDプレーヤー本来の性能を堪能出来るといった結果です。
これは、CDプレーヤーに限らず、それぞれのオーディオ機器の本来の性能を確認出来る事に
他なりません。
自作してみたいとのお考えの方は、是非、挑戦してみると良いでしょう。また、同じように
RCAコードを出品されている方も作成されると良いと思います。
多くのアイディアに満ちた、バランス・コードが発表されることを期待致します。
音を出すと、皆さん、腰を抜かし、目からウロコがポロリ、耳から耳アカ。
作るのは、苦手といった方は、是非、当方の商品をお買い上げください。(^^)
お願い致します。(^^)
以上、写真と上記説明をご確認の上、ノークレーム、ノーリターンでご検討宜しくお願い致します。
郵送は、レターパック・ライト430円です。
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ヤフオクのルールに則って、条件に合った出品で対応させて頂きます。
例:500mm以下の場合は、定価より若干安くなります。
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