「ON THE TABLE」「ON THE TABLE 2」2冊 荒井晋一・斉川豊久のクロースアップ マジック作品集


 商品の説明
   荒井普一氏は1954年生。9歳の頃よりマジックを始める。大学時代は、ステージマジックを中心に研究・活躍をされ、特にビリヤードボール(四つ玉)の演技と研究は、高く評価され「新井普一のビリヤードボール・マニピュレーション」トリックスから発行されている。卒業後は、クロースアップマジックを中心に活動され、「アフェクション・シリーズ」の発行と共に、創作発表のため「たっぷりとクロースアップマジック」の会を40年以上運営され、クロースアップマジック界のリーダーとして活躍している。
  斉川豊久氏は荒井氏と同大学同期生として、クロースアップマジックを中心に活動、卒業後は社会人の趣味としてのマジックを米国での研鑽等を重ね、コンテストでは第3回クロースアップ大賞受賞、FISM3位受賞後、クロースアップ・ショー事業を成功させた。更にその後は24年間の長期にわたって、飛鳥Ⅱなどの大型クルーズ船での専属マジシャンを務めて、その内容は自著「船上の魔術師」に紹介している。
● 内 容
ON THE TABLE

斉川豊久
・ダイスとカップ
小さい2個のダイスがダイスカップやポケットの中へ移り、テーブルを貫通し、色が変り、最後にはカップの中で2個の大きなダイスになってしまう。
・バンク オブ アメリカ
1ドルコインが手の中で消えて内ポケットから現れる。そのコインがクォーター4枚になり、3枚をポケットに入れて残りの1枚をもんでやると25枚のペニーになってしまう。
・トリプル フラッシュ
客が選んだ4枚のカードが、4枚のエースになり、そのうち2枚の赤のエースがひっくり返る。その4枚のケースを揃えて広げると4枚の7になる。最後にその4枚にスペードの10を加えるとロイヤルストレートフラッシュに変ってしまう。
・デビット エース
テーブルに置いた4枚のAが、1ヵ所に集まってしまう。
荒井晋一
・いきなりアセンブリー
マットの四隅に置いた4枚のハーフダラーの上に1枚ずつ4枚のカードを置いていく。カードの下に1枚ずつのコインがあることをもう一度はっきりと見せる。指を鳴らしカードを両手で取り上げていくといっぺんにコインが1ヵ所に集まってしまう。
・プラスワン
客に選んでもらったカードを4枚のブランクカードの中に入れると4枚とも客のカードに変わってしまい、最後には4枚のAになってしまう。4枚のAは客に渡して調べることができるので、このあとコインアセンブリーや、4Aアセンブリーなどに続けられる。
ワン ツー スリー(No.2
3枚の銀貨と1枚の銅貨が手から手に移り、最後には3枚の銅貨と1枚の銀貨になってしまう。
・マークを見つけろ!
客にデックから1枚抜いて覚えてもらう。演者は客の目の前で堂々と客のカードの裏の両コーナーに太いマジックで×印を書いてしまう。客のカードをデックの中に入れ数回カットする。デックをスプレッドすると全部のカードに×印が書いてあり、1枚だけ印の無いカードが出てくる。このカードを表向きにすると客のカードである
ON THE TABLE 2
斉川豊久
・ダイスとカップ パート2
3個の赤いダイスがダイスカップの中やポケットの中に移り、色が変り、最後にはその中の1個が増えてカップいっぱいのダイスが出現する。
・小さくなるデック
ケースからデックを取り出し、そのうちの1枚のカードを胸ポケットへ入れ、もう1枚のカードでデックをあおぐとハーフサイズのデックになってしまう。つづいてポケットに入れたカードとあおいだカードも小さくなってしまう。
・ノックアウト プリディクション
客に好きなダイスの目を選んでもらう。演者はカードケースを指し、この中に予言が入っていることを説明する。カードケースを開き静かに傾けると、なんと中から12このダイスが現れ、しかも客の選んだ目が全部上になっている。
荒井晋一
・ワイルド セブンの研究
今回は、私の作品ワイルドセブンの原案とそのバリエーション、それに私自身が演じているハンドリングなどを合わせて解説しました。 
・ワイルド セブン(原案)
・ファイブ カード モンテ(5枚のバリエーション)
・ワイルド セブン(バリエーション)
・ロイヤル フライト
この作品はワイルドセブンなどを研究していたときに出来たもので、自分でも気に入っているもののひとつです。
4枚のブランクカードと1枚のAを見せ、Aをテーブルの置く。残った4枚の中にAが戻ってくる。またAをテーブルに置くと残りの3枚の中にAが戻る。同じことをもう一度行い、最後にA以外のブランクカードを表にするとKQJ10に変化し、ロイヤルストレートフラッシュになる。