うわさ もっとも古いメディア (叢書・ウニベルシタス 229) ジャン=ノエル・カプフェレ/〔著〕 古田幸男/訳

法政大学出版局

1988年3月10日 初版第1刷

◎外側カヴァー上部にやや傷、本の横(小口)にシミがありますが、書込みなどはありません。自宅での保管ですので、写真をご参照の上、中古品にご理解の上でご購入ください。

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うわさはどこで生まれ、どのようにながされ、その役割は何か。うわさを消し去ることは可能か。このとらえがたい現象、最古で最強のメディアの核心にせまる!

目次
第一部 うわさの誕生と死(うわさはどのように生まれるか;うわさは走る、うわさは走る;われわれはなぜうわさを信ずるのか;うわさ―その大衆、その機能;行為者たち;うわさの終りと沈黙の意味;永劫回帰?)
第2部 うわさの解釈(メッセージ―偶然と必然;隠されたメッセージ;うわさがあきらかにする深部フランス)
第3部 うわさの利用(犯罪、調査、うわさ;うわさとスター・システム;工場とオフィスで;マーケッティングにおけるうわさ;金融財政のうわさ;政治的うわさ)
第4部 うわさは消すことができるか(反うわさ;否定=危険な技術;うわさのイメージを変える;予防するに如かず)