石田憲『地中海新ローマ帝国への道 ファシスト・イタリアの対外政策1935―39』です。東京大学出版、カバー付。ムッソリーニのファシスト・イタリアの、特にエチオピア戦争、スペイン内戦介入、アルバニア征服と、第二次世界大戦突入前の3つの海外進出を、ムッソリーニ、娘婿で外務大臣チアーノ、駐英大使で、後にムッソリーニへのクーデターを首謀するディノ・グランディの3人の動きを追いつつ、国内体制、イデオロギー、国際情勢の3点から検討していった内容です。ある意味、対外的にはファシズム戦争の勝利の表面的な華々しさが、ファシズム体制の崩壊となった過程を論じています。
カバーに一部褪色、また巻頭から29頁まで線引きが多くあります。それ以降はないので、旧蔵者がそこで挫折したのかと思います。 状態は画像をご覧下さい。扱っているのは、基本的に古本ですので、末尾の遊び紙に小さな古本屋の値札や、剥がし跡がついている場合がありますが、こちらは記載致しません。それ以外の状態表記とご理解ください。 ※※※ヤフオクのシステム変更により、受取連絡を迅速に頂ける方、また「評価」までご対応頂ける方でお願い致します。お送りしても何らご連絡のない方、説明文を読まずに評価までご対応頂けない方につきましては一切入札をお断りします。
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