沖縄が誇る陶芸家、生涯琉球陶器のみを作り続けてきた
人間国宝『金城次郎』作の人気作 笑う魚 『海老魚紋小壺』です。

生き生きと描かれた海老と魚の紋が特徴の壺屋焼。
良く見ると魚の目や口は笑っています。

現地沖縄の窯で10年以上前に入手したものです。
※写真でご確認ください

次郎作をあらわす「次」の掻銘入りの本物。

丁寧に梱包して配送したいと考えております。

10年ほど保管した商品で未使用ですが、経年は保管中のスレ・汚れ等はご容赦ください
※写真でご確認ください。

大きさは実測ですが
高さ 11cm弱、胴の直径8cm強、口縁4cm弱です。
※写真でご確認ください。

-作り手- 
金城次郎 
1912年  沖縄県那覇市生まれ。 
1924年 新垣栄徳の製陶所で陶器見習工として働く。 
1936年 泊村屋比久カメと結婚 長男敏男生まれる。 
1946年 1月壺屋に仕事場をもち独立。濱田庄司、河井寛次郎に師事。 
1954年 第6回沖縄美術展覧会(沖展)に工芸部門が新設され出品。新垣栄三郎と第1回陶芸二人展を開催。 
1955年 第29回国展に初入選。 
1956年 第30回国展にて新人賞受賞。 
1957年 第31回国展にて『呉須絵大壺』が国画会受賞 会友となる。 
1969年 広島にて第1回個展開催   日本民藝館展にて『三彩盒子』他が日本民藝館賞受賞。 
1971年 第1回日本陶芸展に入選。 
1972年 読谷村座喜味に移動し築窯。 
1973年 国画会会員となる。 
1974年 京都国立近代美術館主催『沖縄の工芸』展に出品。 
1981年 勲六等瑞宝章受賞。 
1985年 重要無形文化財技術保持者(人間国宝)に認定。       昭和60年度沖縄県功労章受賞。 
1993年 勲四等瑞宝章受賞。 
2004年 12月24日 没 

参考資料:
金城次郎壺屋時代作品集 金城次郎/〔作〕 久高民藝店/監修