FENDER JAPAN フェンダー BLADE SHOOTER ファインチューナー付きオリジナルブリッジ ローラーサドル 程度良し 86年製FENDER ST-551
商品概要:1986年製FENDER ST-551に装着されていたFENDER BLADE SHOOTERです。
当時のBOXER系、PERFORMERシリーズに搭載されたFENDER JAPANオリジナルブリッジです。
当時のFENDER JAPANのカタログに曰く、スーパー・ビブラートユニット「ブレード・シューター」が抜群のサスティーンを引き出す。と書いてあります。
ブリッジ競争に遅ればせながら参加したFENDER JAPANが満を持してBOXERシリーズ(ブラッド・ギルス仕様みたいなシリーズです)に搭載しました。
あくまでも他社の模倣なんかするものか!という意地すら感じさせてくれるブリッジです。
例えば、YAMAHAのRockin'MagicシリーズやIbanez Pro Rockerのようにファインチューナー後方からビスでピッチ調整する構造になっていたり、サドルがローラー式になっていたり、ナイフエッジ部分が別パーツ化されていたりしています。
また、デザインも優れており、ブラック&シルバーのパーツ、鏡面仕上げのブラック塗装、中央にあしらったFENDER刻印と他社の模倣ではなくオリジナリティがあります。
部品点数も多く、ずっしりと重いブリッジで、なるほどサスティーンには確かに有効だろうなと感じさせます。
系統としてはFENDER JAPANはもともとFloyd RoseよりもKahler派だったので、なんとなくKahlerを2点支持にした感じかななんて思いますが、このシリーズの次に出てくるモデル(Fシリーズ)にはKahler Falcurumが搭載されていたりします。
いずれにせよ、いかにもMADE IN JAPANの機能美を感じさせてくれるブリッジです。
そんなブリッジですが製造期間は短く1~2年で生産終了してしまいます。
弦は通常のシンクロナイズドブリッジのようにブロック下からからボールエンドを切らずに装着する仕様です。
ですので弦はロックしません。
こんなところもKahlerに似ていますね。
純正アームは別出品していますが、アームは差し込み式でOKです。
GOTOH製の5.5mm径の差し込み式が合います。
アームハウジングを締めていけばトルクはきつくなっていく構造です。
サイズ:弦間ピッチは10.5mm、スタッド間は約79mm、ブロック長は41mmです。
コンディション:元々使用感の非常に少ないマザーモデルより外したものですので、元々使用感の少ない状態でした。
とはいえローラー部にくすみが見られたので分解清掃を行いまして、結構きれいになったと思います。
ローラー部分やビス類などの固着も皆無できちんと使用できます。
完動品自体少ないので貴重なブリッジです。
送料:ゆうパケットプラスで410円です。
お薦めポイント:スタッド間が特殊なので汎用性はありませんが、FENDER BOXERシリーズには必須です。