NOVEMBRE　森山大道×滝沢直己 月曜社　2004年発行<br><br><br> <DIV>[著者] 森山大道，滝沢直己&nbsp;</DIV> <DIV>[出版社] 月曜社</DIV> <DIV>[発行年] 2004年</DIV> <DIV>[仕様] ボックス入&nbsp;限定1500部</DIV> <DIV>[コメント] パリという歴史的都市で撮影された、森山大道の最初で最後のファッション写真。</DIV> <DIV>図版25枚（B/Wフォトプリント24＋ボーナスプリント1）+解説テキスト1葉</DIV> <DIV>プリントサイズ：41.9×29.6cm&nbsp;ボックスサイズ：43.2×31.5cm</DIV> <DIV><B></B><BR></DIV> <DIV><SPAN>11</SPAN>月のパリ、ロケハンなしの一発勝負のファッション撮影が始まった。<SPAN><BR> </SPAN>森山大道のファッション写真。<SPAN><BR> </SPAN>雑然とした通りの雰囲気や、工事現場から鳴り響く騒音、通りを走る車のクラクション、<SPAN> </SPAN>運河が作り出す独特の雰囲気のなかで、撮影は進められていった<SPAN>…<BR> </SPAN>撮影が終わった後、煙草を一服吸いながら森山大道は苦笑いをして言った。<SPAN><BR> </SPAN>「何か、写ってるかね。知らんぞ」<SPAN><BR> </SPAN>東京<SPAN>…</SPAN>ライティングデスクで見た時の驚き<SPAN>…</SPAN>森山大道のファッション写真は、<SPAN> </SPAN>明らかに森山大道の写真だった。ファッション写真という言葉すら必要ないのかも知れない。<SPAN><BR> </SPAN>デザイナー滝沢直己は言う&nbsp;<SPAN> </SPAN>「衣服、その存在感は希薄となり皮膚そのものがマテリアルとなっていく<SPAN>…</SPAN>」<SPAN><BR> </SPAN>森山大道は、パリという歴史的都市で、この撮影で、かつてないやり方でそれを明示した。</DIV>