Lindert Guitars Locomotive-S VS-36


1996年、USA製造期(ハードウェアは韓国製の可能性高し)。奇想天外なデザインが魅力的なリンダート・ギターズのハードテイルストラトタイプ。この機関車のようなLocomotiveシリーズは流通量が少ないながらも世界中にコアなファンを擁します。1986年にCharles Lindertによって設立されるものの、2002年には廃業してしまったがゆえ、今はなきメーカー。

チェンバード加工されたパインボディ(or ポプラ、――重量からおそらくパインと思われる。)にツイードを貼り、独創的なデザインのパーツをネジ留めするといった様相。ネックは"Escape Velocity"と呼ばれる、いわゆる左右非対称の1弦側Cシェイプ、6弦側Vシェイプといった風で、人間工学に基づいたこのデザインは疲れにくくスムーズなフィンガリングが可能となっています。

ルックスだけのギターかと思いきや、これがなかなか良い。質量感や響きもしっかりしているほか、コシはちゃんとありつつもブライトなピックアップはダイナミクスレンジも広い。ハードテイルのストラトの旨味を十分に感じられます。

なにより目に付くのがヘッドのサムズアップ。これには一説があり、設計のリンデルト氏がボディのデザインに大変満足し、心の中で親指を立てたため、ヘッドも親指を立てたようにデザインしたのだそう。なかなかユニークなところだらけの一本、是非とも手に取っていただきたい。


商品ランク A
主な仕様 Body : Pine(Chambered)
Neck : Maple, "Escape Velocity" Shape(Asymmetry Shape)
Fingerboard : Rosewood/ 22frets
Nut Width : 43mm
Control : Volume, Tone & 5way Blade SW
付属品 社外ソフトケース、弊社品質保証(購入日より60日間)
発送サイズ ヤマト宅急便(180サイズ)関西より発送
日にち指定可能、時間指定可能
コンディション
ペグ・問題なし(基準内)
ナット・問題なし(基準内)
フレット残り:8分
ネック・ほぼ真っ直ぐ(基準内)
トラスロッド・問題なし(現状基準内)
指板・問題なし
ピックアップ・問題なし
コントロールポット・問題なし
スイッチ・問題なし
ブリッジ、サドル・問題なし(調整済み)
塗装、傷など・小キズ
総合評価・A.多少の使用感はあれど美しい商品
備考 (交換部品など)弦高:12フレット 1弦/1.5mm 6弦/2.0mm
総重量:4.1kg
※クリーニングの際に蜜蝋ワックスを用いておりますので上からそのままオレンジオイルなどを重ねると弾きます。出荷時に除去も可能ですので、ご自身のケアの方法にあわせてお申し付けください。