キャッツアイギターCE250ジャパンビンテージ&ビンテージ仕様


キャッツアイギターは70~80年代マーチンの日本輸入代理店東海楽器
がマーチン社との技術提携で生まれたクオリティーの高いギターです。
随所にマーチンの製作技術が生かされており、近年ジャパニーズビンテージ
の世界でとみに評価が上がっています。出品のギターはかなり経費をかけました。
マーチン・プリウォーを意識し、40年代マーチンに装着されていた
元祖グローバーのバタービーンオープンギヤペグに交換(もちろん新品)歯車大きくスムーズな動きです。
ナットサドルは牛骨に変更。ペグの交換で中高音伸び、牛骨サドルでボリューム・バランス申し分無しです。
ダダリオのブロンズライト新品装着。弾き込まれたビンテージギターです。音に驚いてください。
ネックまっすぐ・フレットほとんど減り無し・フレット磨き上げ指板は蜜ワックスを塗り込みボデイ磨き上げ。
経年の割にはキズ無し、バックストリップ模様もマーチンコピーで美しいです。サドル余裕十分あり
また付属のハードケースは頑丈な品で上蓋オールドタイマーの糸縫い(ほころび全くなし)

送料は一部出品者負担2800円(沖縄・北海道は別途)で提供致します。


(2025年 7月 12日 20時 55分 追加)
○マーチンギターと東海楽器の背景  70年代初頭から、マーチンギターの日本輸入代理店
 となった東海楽器、しかし当時は円安でマーチンは高嶺の花・給料の6~8か月分のプライスでした。
 マーチン社は販売しやすい値段のギターを本社から技術者を派遣してキャッツアイ・シェナンドー・
 シグマギターバイマーチンとブルーケース以前のマーチンハードケースレプリカ製作し東海楽器
 の売上を伸ばす(そしてマーチンギターの販売に勢いをつける)策を出しました。技術者も育ち
 クオリティーの高いギターを生み出したのです。しかし実際に日本でマーチンが売れ始めるのは
 1985年のプラザ合意で一気に円高になった後です。その頃はクロサワ楽器に代理店が変わり
 日本は世界一番のマーチン市場になりました。この頃から日本のA,・ギター制作技術は飛躍的に向上
 傑作を次々に生み、箱物は日本製が(セミアコ、フルアコエレクトリックも含めて)トップとなったのです。
 一例をあげればビートルズが来日した頃、ジョンとジョージが使っていたエピフォンカジノは日本製です。
 制作国を明記する必要が無かった時期ですから、日本から、アメリカに行き、メイドインUSAとして逆輸入
 されました。30年以上A・ギターに関わってきて未だに愛着を持ちつずけています。