あくたれラルフ/ ジャック ガントス (著), ニコール ルーベル (イラスト)


あくたれラルフ/ ジャック ガントス (), ニコール ルーベル (イラスト), Jack Gantos (原名), Nicole Rubel (原名), いしい ももこ (翻訳)
出版社 : 童話館出版
2010年 重版
 
ラルフはあくたれねこでした。もう、これでもか、というほどの。セイラがかわいがってもおかまいなし。セイラは、からかわれても、パーティーをだいなしにされても、お母さんのお気に入りの鳥を追いまわされても、お父さんのパイプでしゃぼん玉をとばされても、ラルフがすきでした。ラルフはセイラのねこでした。ところがある日、ラルフのあくたれは、度をこしてしまいます。ねこが、ぜったいやらないことを、しでかしたのです。サーカスでのできごとでした。「きょうのラルフのいたずらはひどすぎる」と、お父さんはいいました。「ラルフ、ときどきあんたをかわいいとおもえなくなるわ。」と、セイラはいいます。ほんとに、そのとおりでした。最後には、セイラの愛がまさり、ほんのすこしいい子にしていれば、やさしくしてもらえるということが、ラルフにもわかります。そして、ラルフのあくたれぶりも変わります。でも、やさしくおもいやりのあるねこに大変身したラルフでも、たまにはあくたれたい、という誘惑にまけてしまうこともありますけど、ね。4才くらい向き。
 
※見開きに点の汚れがあります(画像3枚目)
 
※情報はネットで拾ったものです。実際と異なる点があった場合はご容赦ください。
 
※子供が読んでいたもので、それなりの中古本です。
ざっと確認して気付いたダメージは記しますが、細かなチェックはできていません。
ご理解ください。