【縁頭】在銘 石黒政美 花押 四分一磨地芦鴛鴦図縁頭 高肉彫 象嵌色絵 片切彫 毛彫 石黒派 超絶技巧 桐箱入
![](https://auction-labo.com/tools3/pics/2024-11/1730518300_85852024967259d1c00aba4.688891850.jpg)
![](https://auction-labo.com/tools3/pics/2024-11/1730518300_85852024967259d1c00aba4.688891851.jpg)
【縁頭】四分一磨地芦鴛鴦図縁頭 在銘 石黒政美 花押 桐箱入 | 四分一磨地芦鴛鴦図縁頭、在銘 石黒政美 花押、高肉彫、象嵌色絵、片切彫、毛彫、細密金工、桐箱入りです。縁は4cm近い大きめのものです。
芦と鴛鴦(おしどり)という定番の和のモチーフですが、鴛鴦は独特の造形です。見事な構図で、羽の模様などの作も大変細かく見事な出来栄えです。
刀剣美術515〜518号に石黒派について詳しく記載されています。石黒政美はもともと柳川派の佐野直好門で、その後石黒派初代政常門下となり石黒派三代目を継承。
また、実子の是美も後年に石黒政美を名乗っており、さらに明治中頃に活躍した別人の石黒政美も存在し、是美の子ではないかと書かれているため、石黒政美を名乗った金工家は三人いるようです。
銘について「刀装・石黒派の世界」によると、
「政」の偏を崩したり、旁(つくり)を「父」や「父」の崩し字にしたり、政常と同様に「支」に似た銘となるものもある。
とあり、「政」の旁は父の崩し字に該当します。※本は付属しません
コレクター蒐集品で未鑑定のため、作者の詳細は不明です。しかし、鴛鴦の細かすぎる描写は超絶技巧の域です。見ればわかると思います。
鴛鴦の造形は、「徳川美術館蔵品抄6・刀剣 刀装具」の138ページに掲載の後藤栄乗(無銘)の鴛鴦図赤銅鐔の鴛鴦にかなり近いと思います。
経年の汚れや変色、小キズなどが多少見られますが、かなり良い状態です。画像でよくご確認下さい。
光の影響により、色が微妙に実物とは違って見える場合があります。また、パソコンやスマートフォンのブラウザによっても多少の違いがございます。ご了承下さい。
サイズ 縁/縦:約3.93cm、横:約2.38cm、高さ:約1.29cm 頭/縦:約3.42cm、横:約1.89cm、高さ:約0.97cm
※発送方法の変更はできません。 ※本は付属しません。
刀装具 鐔 鍔 つば 日本刀 刀剣 脇差 短刀 拵 外装 高肉彫 細密金工 寿岳斎 寿扇斎 寿雀斎 |
|
他にも刀装具や面白いものを出品中