江戸-明治期肉筆猫絵養蚕信仰の護符刷毛絵飛白体山岳修験道行者お札用何守り呪い日本の民間信仰日本の素朴絵古民藝
61x39.2cm。江戸-明治期頃の養蚕信仰の猫絵です。本品は空海が唐より持ち帰り、その後密教・山岳修験道に伝えられて呪的な力があると考えられてきた飛白体の描法の一つである刷毛筆を使って描かれており、密教・山岳修験系の行者の手になるものかと思われる珍しく興味深い逸品です。幕末から昭和の初め頃までにかけて絹糸は日本の主要な輸出産業であり、絹を創る蚕を天敵のネズミや蜂から守る猫の姿を模した護符や軸、木像などが蚕小屋に掛けられ呪いとしていました。現在同時出品中の木版猫絵軸のようにさまざまなバリエーションが作られ、興味深い日本の民間信仰の遺物となっています。本品はシミ汚れや破れなどがあることから実際に蚕小屋に掛けられていたもののまくりと思います。
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