サイズ: 1660×1000mm
厚み: 5.9mm
密度: 55万/㎡
重量: 3.05kg
生産地: バルーチ
ベースカラー: 赤, 白, 黒, 茶
状態: 全体スレ・ 美しい経年あり、パイル複数個所の抜けあり、リブ美しい経年あり、フリンジ美品、ヨレなし
製造年: 1960年代 - セミアンティーク
商品番号: 675
商品について
1960年代にバルーチの遊牧民の手によって丁寧に織り上げられたセミアンティーク絨毯です。サイズは1660×1000mmで、ソファ前やダイニングにぴったりの大きさです。
デザインの中心には、バルーチ絨毯特有の象足ギュル文様が格子状に配置されています。この文様は、八角形の中に小さな幾何学模様が詰まり、繁栄と保護を象徴する伝統的なモチーフです。黒を基調としたギュル文様は、赤と白の細かなラインで縁取られ、中央に黒や茶のアクセントが加わることで、力強い調和を生み出しています。文様同士は小さな幾何学パターンで結ばれ、全体にリズミカルな美しさを与えています。背景には黒のベースが広がり、緻密なデザインが全体に奥行きを与えています。
枠には連続する幾何学模様のボーダーが施され、赤、白、黒、茶の小さなパターンが緻密に組み合わさり、全体に洗練された印象を添えています。ボーダーの細部が絨毯に動きをもたらし、遊牧民の伝統と文化の息吹を感じさせるデザインとなっています。
ベースカラー
主基調となる黒は、空間に深みと落ち着きをもたらし、伝統的な雰囲気を際立たせます。補足的な色として、赤、白、茶がギュル文様やボーダーに散りばめられ、鮮やかなコントラストが絨毯に生命感を与えています。経年による自然な色褪せが見られ、特に赤や黒の一部が柔らかく落ち着いた色合いに変化しており、セミアンティークならではの味わい深い風合いを醸し出しています。赤や白のアクセントが、伝統的な魅力を一層引き立てます。
特徴
上質なウール素材が織りなす柔らかな質感と、手織りならではの温もりが、この絨毯の大きな魅力です。セミアンティークならではの経年変化が、独特の風合いと深みを加え、長く愛用するほどに愛着が深まる逸品です。ソファ前やダイニングに敷くことで、空間に個性的なアクセントを加え、穏やかで落ち着いた雰囲気を作り出します。
遊牧民の歴史と文化が息づくこの絨毯は、現代の暮らしに伝統の美を取り入れる贅沢を感じさせ、世代を超えて愛される価値ある一枚です。