《空母瑞鶴》【パーツ欠品1部補填:戦時曳船セット・PT新日本海軍海軍装備セット1付属】フジミ 1/700 特50 日本海軍翔鶴型空母 瑞鶴 1944
商品説明 | ■ フジミ 1/700 特50 日本海軍翔鶴型航空母艦 瑞鶴 1944について パーツ確認時欠品が発生しており出品を取り止めていましたが、内火艇以外は補填の目処が付いたので出品致します。補填についてはピットロードのWW-II新日本海軍海軍装備セット1とトミーティックの戦時曳船セットを追加いたしました。また補填パーツ検索時に出てきたパーツもオマケとして追加いたしました。 パーツ欠品は以下の通りで、次のパーツにて補填と致しました。 1) Eパーツ(シールド無し12.7cm連装高角砲)二個中1枚の欠品: Eパーツは1枚当たりシールド無し12.7cm連装高角砲が4つ付いており、本来は2セットですが一セットしかありません。瑞鶴の12.7cm連装高角砲は8基で、シールド無しは6基、排煙のためシールド付が2基となってます。 シールド付12.7cm連装高角砲はあるのですが、シールド無し12.7cm連装高角砲は6基必要なところ4基分しかありません。このためピットロードのWW-II新日本海軍海軍装備セット1を補填として付けました。 ピットロードのWW-II新日本海軍海軍装備セット1にはシールド無し12.7cm連装高角砲が8基入っていますので、こちらから2基、ディテールを揃えたければ6基使用してください。 2) Fパーツ(96式3連装25mm機関銃) 1枚 Fパーツは21基の96式3連装25mm機関銃が付いてますが、このパーツのみが欠品です。 瑞鶴は96式3連装25mm機関銃が16基必要ですので、ピットロードのWW-II新日本海軍海軍装備セット1の96式3連装25mm機関銃12基とファインモールドのナノドレッド 96式25mm機関銃(連装2基、3連装4基セット)を2セット(計96式3連装25mm機関銃8基)で補填しました。ピットロードとファインモールドのナノドレッドで20基となりますが、ディテールが多少異なりますので左右舷をピットロード、艦首・艦尾をナノドレッドと使い分けて頂ければと思います。 3) 内火艇、カッターパーツ Gパーツ2枚中1枚(12m内火艇6艇必要ところ3艇分のみ)、Iパーツ1枚(カッターパーツ3艇中2艇必要)、Jパーツ(12mランチ2艇必要なところ1艇分のみ)となってます。 これについてはG、I、Jの他の艦載艇パーツと同梱のタミヤの1/700の軽巡多摩の部品とトミーテックの 技MIX 技KC02 無彩色 戦時曳船セットを改造して使用してください。しかしエンガノ沖海戦前には艦載艇を全て搭載してなかったとも言われてますので、全隻揃えることも無いと思われます。 3-1) トミーテックの 技MIX 技KC02 無彩色 戦時曳船セットについて 技MIX5周年記念企画として出されたキットで、艦船模型ディオラマを盛り立てる以下の曳船と運貨船セット27隻です。100t型 曳船兼交通船・敷設艇型以上の大きさの船舶は、船体、船橋、煙突、マスト、デリック、吸気口などに分割したパーツで構成されてます。 ・ 500t型 重油運搬船 公称3998号 ×1 ・ 400t型 動力船 公称3498号 ×1 ・ 400t型 曳船 公称1488号 ×1 ・ 300t型 曳船 公称1482号 ×1 ・ 100t型 曳船兼交通船 敷設艇型 ×1 ・ 14m特型 運荷船 公称3904号 ×1 ・ 17m型 内火艇・艦載水雷艇 ×1 ・ 15m型 内火艇 公称916号 ×1 ・ 20t型 曳船兼交通船 公称1225号 ×1 ・ 9m 内火艇 ×1 ・ 7.5m 内火艇 ×1 ・ 運荷船 ×9 ・ 浮き桟橋 ×6 ・ ブイ ×4 4) オマケ その他、補填パーツ検索時に出てきたナノドレッドの電探パーツ、ファインの汎用手摺り、汎用アンテナ支柱セットのエッチング、タミヤの限定 1/700 船員エッチングパーツ (塗装済:多分青の船員は使えません)もオマケとして付けさせて頂きました。 ◇ フジミ 1/700 特50 日本海軍翔鶴型航空母艦 瑞鶴 1944 定価 3,850円(税込) 洋上モデル 新品が欲しい又は落札できなかった場合以下のECサイトで購入可能です。 Amazon様 2,969円(完品 税込・送料込) ◇ ピットロード NE-01 WW-II新日本海軍海軍装備セット1 日本海軍海軍装備セット1 定価 2,200円(税込) 新品が欲しい又は落札できなかった場合以下のECサイトで購入可能です。 Amazon様 1,234円(NE01R版 税込・送料込) ◇ トミーテック 技MIX 技KC02 無彩色 戦時曳船セット 定価 3,300円(税込) SONAMOO様 10,574円(税込セール特価:通常16,267円, 送料不明) アマゾンは品切れ、楽天市場だと999,999円だそうです。いくら何でも誰が買うのか... ◇ 限定 タミヤ 1/700 船員エッチングパーツ (塗装済) 定価 1,780円(税込) ECサイト上では販売されてないようです。 ※ 出品理由や趣旨については自己紹介をご参照ください。(必読ではありません) ■ ご注意 ・無塗装、未組み立て品です。塗料、制作工具、接着剤等は別途ご用意ください。 ・パーツはパーツリストと照らし合わせ確認しており欠品が生じてました。欠品分については機銃や高角砲は補填、内火艇についても1部補填してますが、それでも見落とし等があるかもしれません。その場合はメーカーにお問い合わせ下さい。 ・パッケージは経年劣化により日焼けやかなりのスレ等の劣化がありますし、一部折れや汚れ、破損が存在しますのでご了承下さい。 ・本出品には上記の可能性もありますので、美品や完品がほしい方は、入札をご遠慮下さい。 ※ 当出品物は売る事を前提として保管してた物では無い為、新品同様の状態のものもありますし、日焼けや変色、スレ等全体的に劣化している状態のものもあり、全てが同一のコンディションではありません。このため商品の状態を判断して出品してますが、当方で新品同様と判断しても、見落としや落札者様の判断基準と異なる可能性もありますので、どのような状態であっても基本的に「傷や汚れあり」に設定し、開始価格も低めの設定にしてます。 特に模型については組んで頂くことを前提としてますので、パーツリストのあるものはパーツを確認し、可能な限り本体部分のパーツが揃っているものを出品してます。(欠品している場合は欠品部分の情報と、リカバリ方法のヒントを記載いたします) このためパッケージの状態を特に重視される方は入札をご遠慮ください。 書籍についても、内容では無く書籍の状態の方を重視される方は入札をご遠慮ください。 ■ 同時に下記商品を出品しています。 [艦艇] ・パーツ欠品のため下記付属品付。更におまけ付き フジミ 1/700 特50 日本海軍翔鶴型航空母艦 瑞鶴 1944 付属1:トミ-テック1/700戦時曳船セット 付属2:ピットロード新日本海軍海軍装備セット1 付属3:タミヤ船員エッチングパーツ(彩色済)等 ・モータライズ艦船。モータ無し、展示台入 ニチモ 30cmシリーズNo.14 日本海軍翔鶴型空母 翔鶴 [宇宙戦艦ヤマト] ・1/500 全長666mm:ヤマト2199最大のヤマトキット バンダイ 1/500 国連宇宙海軍恒星間航行用超弩級宇宙戦艦ヤマト 2199 [ウルトラマン] ・科特隊のジェットビートル。透明本体パーツ付 タスクフォース 超兵器装備計画4 1/144 ジェットビートル初期型 [スタートレック] ・スタートレック:おまけ付 | 入札等に関して | このページの記載を熟読ご確認して頂き、十分理解し、了承した方のみご入札願います。 1.支払い等について 1) 支払い方法は、かんたん決済のみです。 2) 振込みは2日(落札後48時間)以内にお願いします。コンビニなどの利用で2日(落札後48時間)を越えて振込が遅れる場合は、いつ頃の振込になるかご連絡ください。2日(落札後48時間)振込も無く連絡も頂けない場合は問合わせさせて頂きます。問合わせから24時間以内に返答等のアクションがない場合は入札を取消させて頂き、次点の方に落札頂くか、または再出品させて頂きます。 また事情をお伝え頂いた場合でも、入金は落札後5日以内にお願い致します。 3) 新規の方及び出品者様より振込の遅延または落札品の着処理を行わない等、落札後の問題で悪いの評価がついている場合、または前回当方の出品で振込遅延または受取処理遅延メッセージを受けた場合は、24時間以内にお振込みください。24時間経過しても何もアクションがない場合は、無警告で入札を取消させて頂き、次点の方に落札頂くか、または再出品させて頂きます。(すいません、何度もいたずららしい入札がありましたのでこの対応とさせて頂きます) 2.同梱(おまとめ発送)について 1) 同時期(「■ 同時に下記商品を出品しています。」の項目に記載している出品物)の出品物は同梱可能です。 3. 発送について 1) 匿名配送及び商品追跡のため、発送はおてがる宅急便(EASY)またはゆうパックポスト、ゆうパックプラスを使用します。送料を安く出来ないかとのお問い合わせもありますが、下記の通り定形外の場合匿名配送、商品追跡が出来なくなる為、変更できませんのでご了承下さい。 2) 日本国内のみで海外発送には対応してません。 3) 梱包は雨などの水漏れ防止用にビニール袋に包み、梱包箱等に入れます。ただし梱包箱では発送サイズに収まらない、または100サイズを超える大型サイズの場合は、段ボール用紙、またはクラフト紙で梱包して発送します。 4) 落札者様からのご入金確認後、土日祝祭日を除き通常は24時間以内、遅くとも48時間以内の発送を心がけてますが、事情により遅れる場合がございます。その場合は落札者様へご連絡いたします。 5) 着日の指定(発送後標準的な輸送期間を過ぎた日を指定する場合)は振込前にご連絡ください。 6) 定形外郵便発送のご質問が何度がございましたが、匿名配送及び商品追跡のため現状定形外郵便を使用する予定はございません。 4.受取処理について 1) 商品到着後2日(到着後48時間)以内に受取り処理を行ってください。匿名配送の為、商品が落札者様へ届いたかどうかは判りますので、到着してから2日(到着後48時間)を越えて受取処理も無く、受取処理が遅延するご連絡もいただけない場合は、こちらから催促の連絡をさせていただきます。尚、それ以前に催促の連絡があるかもしれませんが、それはシステム側が出力した自動送信です、 2) 今まで配送の追跡後、商品を郵便局や営業所止め等にしてあると判断した場合は、その週末に受け取るものと判断し、翌月曜日までは催促致しませんが、出来れば受取予定期日のご連絡をお願い致します。何のアクションもない場合は、翌月曜日に催促の連絡をさせて頂きます。 3) 催促をかけてから24時間以内に何らかのアクションを頂けない場合は、落札者様の評価または前回までの対応に基づき以下のように対処致します。 (1) 受取処理をしないとの評価がある場合、催促から24時間経過しても何らかのアクションがない場合はブラックリストに登録致します。 (2) 受取処理をしないとの評価が無い場合、催促から48時間経過しても何らかのアクションがない場合はブラックリストに登録致します。 (3) 当方のこの出品または以前の出品で支払い、受取処理で2回以上の警告を受けた場合ブラックリストに登録致します。 (注)これまでの取引で極一部の方の対応に問題があり、これまでより入札条件が細かくなったり厳しくなり申し訳ございません。上記条件にご納得頂けない(上記期間内にお支払い、や受取処理が出来ない、もしくはお支払いや受取処理の遅れる理由を連絡するつもりのない等)場合は入札をご遠慮ください。 5.評価について 1) 評価は、当方に評価いただいた方のみ対応させて頂きます。 2) 評価不要の方は当方への評価も必要ございません。 6.その他 1) ご質問がある場合は、オークション終了の24時間前迄に行ってください。 2) 送料も含め値引き交渉は致しません。 3) 現品しかございませんので、基本的にノークレーム・ノーリターンでお願い致します。 4) 新規の方や評価が非常に悪い方、また取引に不安を感じる方は、申し訳ございませんが入札を取消させていただく場合がございます。 上記ご確認の上ご検討ください。 |
送付方法 | おてがる宅急便(EASY) |
支払方法 | Yahoo!かんたん決済(詳細) |
実艦について | ◇クラス解説 第三次海軍軍備補充計画(通称③計画)で、第1号艦(大和)、第2号艦(武蔵)、第5号艦(日進)と共に建造された大型攻撃空母で、第3号艦が翔鶴、第4号艦が瑞鶴とされました。翔鶴型は空母蒼龍・飛龍の拡大発展型で、当初は18,000t級空母とし予定してましたが、ワシントン海軍軍縮条約終了後の設計建造となった為、排水量の制限を受けなくなり、航空機用弾薬を増加し3万t級空母と大型化しました。 もともと翔鶴という名前は、八八八艦隊計画で鳳翔に続く排水量1万2500トンの航空母艦の1番艦に予定されていた空母の艦名でしたが、ワシントン海軍軍縮条約の締結により1922年11月19日付で建造中止となりました。翔鶴(3代目)はこの計画中止となった空母(2代目翔鶴)の名前を引き継ぐ形となりました。 大和型戦艦と同時期の建造のため、技術的に類似する部分も多く、特にバルバスバウは日本海軍艦艇で最初に竣工した艦艇となってます。(起工は大和が最初) 機関はロ号艦本式重油専焼水管罐8基と艦本式タービン4基を搭載し、特に罐は飛龍と同形式のボイラですが、高温高圧化により出力が向上(翔鶴型:蒸気圧30kg/cm2:温度350℃ > 飛龍:蒸気圧22kg/cm2:温度300℃)した為、合計の機関出力は16万馬力と日本海軍艦艇の中では最大となり、要求最高速力の34ノットを実現してます。また燃費も向上しており、飛龍や蒼龍の30%も長い航続距離を実現してます。 この長大な航続性能故、真珠湾攻撃は加賀と翔鶴型2隻の計3隻で行う案も検討されてました。 船体はL/B比9.6と細長く、高速性には有利でしたが、復原性や安定性では不利でした。特に横揺れは加賀が最大3度、飛龍が最大11度に対し、翔鶴型は最大20度あり、荒天時などは動揺の為航空機発着艦に支障を来すこともありました。(Youtubeに翔鶴型の艦隊行動動画がありますので一度検索して見て下さい) 防御は、艦主要部(機関部・弾薬庫など)には対巡洋艦程度の装甲を施してあり、水雷に対する防御も炸薬量450kg の魚雷に耐えうる性能でしたが、飛行甲板は非装甲の為、対空火器と艦載戦闘機での対処としてますが、格納庫の隔壁を簡易にする事で、爆弾が格納庫内で爆発しても爆風を舷側側に逃がし、飛行甲板への被害を最小限に抑えるようになってました。ただ珊瑚海海戦で翔鶴が被弾した際は効果が無かったようで飛行甲板が大破してます。 翔鶴型は当初艦橋を赤城や飛龍と同じく艦中央左舷に設置する予定でしたが、赤城での運用上の問題が判明(レシプロ機の特性として、プロペラはパイロット側から見て時計回りの為、機体が左側に持ってかれる事ににより、左側艦橋は障害物となりやすかった)した為、右舷前方配置に設計変更されました。この時翔鶴型は進水したばかりの為設計変更が可能でしたが、飛龍は建造が進んでいたためそのまま左舷中央に艦橋を配置されてます。 艦橋を右舷前方に配置したものの重心が右舷側に寄ったため、艦橋は赤城や加賀、飛龍より甲板に食い込む位置に配置されたため不評をかってます。また艦橋自体は飛龍の艦橋に準じてますが、艦の前寄り配置したため操艦の視界が開いたので、艦橋構造は飛龍よりも1層低くなってます。 翔鶴型の搭載機数は日本空母の中でも加賀に次いで多く、飛行甲板面積も加賀(信濃に続き2番目に広い)に次いで広いのですが、高速発揮のため艦首側の飛行甲板はかなり短く、また飛行甲板長も船体長に比べ短かかったので、艦隊司令部から不評を買ってました。 翔鶴型は太平洋戦争開戦直前に就役し、真珠湾攻撃やセイロン沖海戦、珊瑚海海戦で活躍しましたが、珊瑚海海戦での損傷及び搭載航空隊消耗のためミッドウェー海戦には参加出来ませんでした。 ミッドウェー海戦での主力空母4隻損失後は日本海軍の機動艦隊の中核として第二次ソロモン海戦、南太平洋海戦、ろ号作戦、マリアナ沖海戦、エンガノ岬沖海戦に参加しました。 尚、翔鶴と瑞鶴は上空から見て殆ど識別できなかったため、飛行甲板先端に「シ」(翔鶴)、「ス」(瑞鶴)と対空識別記号を書いたと言われてますが、翔鶴は南太平洋海戦修理後に確認できる写真が無いようです。これには「シ」が「死」を意味するから消されたという可能性もあるようです。 ◇個艦解説 瑞鶴は翔鶴型空母の2番艦です。 瑞鶴は1941年9月25日に就役し、同型艦の翔鶴と駆逐艦2隻と共に第五航空戦隊に所属しました。 太平洋戦争開戦前、訓練を終えた艦載機部隊を収容後、1941年11月18日に佐伯湾を出港し11月22日に単冠湾に入港。打ち合わせと併記整備後11月26日に出港し、ハワイの真珠湾に向かいました。 12月8日、真珠湾に対し2波にわたる攻撃を行い大勝しました。しかも瑞鶴の航空隊は未帰還機ゼロと幸運にも恵まれました。 真珠湾攻撃からの帰路に予定していたミッドウェー島空襲の計画が中止となり、ウェーク島空襲も別の部隊が担当した為12月24日に呉軍港に帰投し、翔鶴・瑞鶴の常用搭載機数が削減され二航戦(中型空母飛龍・蒼龍)と同じとなりました。 1942年1月14日にトラック泊地に到着。南洋部隊の指揮下でラバウル攻略作戦に従事し、1月20日にラバウル空襲を実施。その後特別空襲隊として東部ニューギニアの各拠点を攻撃しました。ラバウルへの戦闘機の輸送後、翔鶴は本土に向かいました。 1942年2月1日、マーシャル諸島方面に米機動隊が来襲したため、瑞鶴は赤城、加賀等とトラックを出撃しましたが、翌2月2日にマーシャルへの進出が中止となり2月8日にパラオに入港、翌2月9日に機動部隊と別れ本土に帰還し、その後東京空襲に備え訓練に従事しました。 同年3月24日にセレベス島スターリング湾に到着し南雲機動部隊に合流、3月27日にスターリング湾を出港してインド洋に進出し、4月5日にはセイロン島コロンボ港を空襲し、その後英艦隊との間でセイロン沖海戦が勃発し、英空母ハーミーズ、重巡コーンウォール、ドーセットシャー、豪駆逐艦ヴァンパイア、コルベットホリホック、タンカー2隻を共同で撃沈しました。 同年4月18日にドーリットル空襲が行われ、米機動部隊の探索のため翌日出港するも会敵できませんでした。 同年5月1日MO作戦(ポートモレスビー攻略作戦)の為、加賀の派遣を要望しましたが、加賀は座礁の修理で出撃できず代案として二航戦(蒼龍・飛龍)の派遣を提案しましたが、実戦での練度向上の為5航戦(翔鶴・瑞鶴)を派遣することになり、翔鶴は瑞鶴と駆逐艦でMO機動部隊を編成しトラックを出撃。5月7日に米海軍第17任務部隊と交戦するも敵空母と誤認して米給油艦ネオショーと米駆逐艦シムスを撃沈しました。しかし米機動部隊はMO攻略部隊主隊(空母祥鳳、重巡青葉、古鷹、衣笠、加古、駆逐艦漣)に攻撃を仕掛け祥鳳が沈没しました。またMO機動部隊の艦載機も米軍機の迎撃を受け10機以上を損失し、また敵空母に誤着艦しかけるなどの珍事も発生してます。 翌5月8日には珊瑚海海戦が勃発、翔鶴・瑞鶴の飛行隊は米海軍第17任務部隊と交戦。翔鶴隊は米空母レキシントンを攻撃し自沈に追い込み、瑞鶴隊は空母ヨークタウンを攻撃し中破させました。しかし米攻撃隊も日本艦隊を急襲。瑞鶴はスコールで隠れていたため攻撃は翔鶴に殺到し爆弾3発が命中、至近弾を8発受け上講部は大破したものの機関は無事だったため航行には支障ありませんでした。その後追撃しようとするも攻撃隊の消耗、特に搭乗員の激しく、また駆逐艦の燃料不足事や、米空母を2隻を撃沈したと誤認し、米機動部隊の追撃は中止となりましたが、瑞鶴は山本長官の叱責を受け洋上補給後にしばらく米艦隊の捜索を行いました。 その後MO作戦は祥鳳の沈没や翔鶴の大破、瑞鶴の攻撃隊消耗となったため延期なり、MO機動部隊は任を解かれ瑞鶴はトラック泊地を経由して本土に帰還しました。 6月14日、瑞鶴と浦波はアリューシャン攻略作戦の支援として北太平洋方面に進出しますが、特に戦闘は起きず7月7日に撤収しました、 ミッドウェー海戦で4空母を失うことにより翔鶴・瑞鶴は日本の機動部隊の中核となり第一航空戦隊として再編され、搭載機の編成も自艦隊の防衛は小型空母と護衛部隊にまかせる事とし、2空母は敵機動部隊攻撃を主体とする航空隊編成になりました。またこの整備・補修の際艦首、艦尾に25mm機銃座を増設しました。 また修理の際、レーダの設置、防火対策、艦首・艦尾への対空機銃の増設等を行ってます。 米軍がガダルカナル島及びフロリダ諸島に来襲しガダルカナルでの攻防が始まったため1942年8月14日翔鶴・瑞鶴と龍驤で第一航空戦隊を編成し、第2航空戦隊(隼鷹。飛鷹)と共に機動部隊を組み日本を離れソロモン諸島に向かいました。8月23、24日のガ島増援部隊の輸送船団を巡り日米機動部隊の決戦(第2次ソロモン海戦)が起き第61任務部隊(エンタープライズ、サラトガを中心とする機動部隊)と交戦が開始されました。翔鶴隊はエンタープライズを、瑞鶴隊はサラトガを攻撃するもエンタープライズを損傷させたものの、日本側は空母龍驤、駆逐艦睦月、輸送艦金龍丸が沈没し、軽巡神通と水上機母艦千歳が中破し、艦載機も59機の損失となりました。 10月26日には南太平洋海戦が勃発。日本海軍の翔鶴・瑞鶴・瑞鳳からなる第一航空戦隊と第二航空戦隊(隼鷹)は米海軍のエンタープライズ、ホーネットを中核とする米機動艦隊と交戦を開始。瑞鳳は艦後部に爆撃を受け着艦不能になり、また翔鶴には米軍機が殺到し飛行甲板後部左舷に3発、右舷後部に1発爆弾が命中しましたが、機関には損傷無く、またダメコン対策のおかげで被害は最小限に抑えられました。瑞鶴は発艦の為翔鶴より20Km離れており米軍からの攻撃を回避しました。米機動部隊は日本海軍の航空攻撃により空母ホーネット(留めは駆逐艦秋雲と巻雲による砲雷撃)と駆逐艦ポーターを撃沈、空母エンタープライズを中破、戦艦サウスダコタ、防空巡洋艦サンフアン、駆逐艦スミスに損傷を与え、米機動部隊は退却しました。 11月4日、瑞鶴は内地へ帰投するよう命じられ、11月9日に呉に帰港、この為11月中旬に勃発した第3次ソロモン海戦には参加してませんでした。 1943年は21号電探を装備、艦橋周辺などに機銃を追加してます。またアッツ島への支援準備やトラック泊地への増強部隊の運送などを行ってますが、特筆するような戦闘は起きませんでした。 1944年の2月に本土を離れリンガ泊地に進出し訓練に従事。3月10日には新鋭空母大鳳が第一航空戦隊に編入しました。4月に瑞鶴の煙突には航空機の緊急投棄のため鉄板が張られ、後部航空機格納庫を拡大し短艇甲板に天山艦攻3機を追加搭載可能となりました。またミッドウェー海戦の戦訓より給油パイプを飛行甲板まで延長してます。4月下旬にはシンガポールで推進軸受の修理を実施しました。 6月に入ると米軍はサイパンとうに襲来したことによりマリアナ沖海戦が勃発しました。 第一航空戦隊を主軸とする小沢機動部隊は大鳳、翔鶴、瑞鶴の大型空母3隻と重巡羽黒、妙高、軽巡矢矧に対し護衛の駆逐艦はわずか7隻という編成で戦闘に挑みますが、大鳳が米潜アルバコアに、翔鶴が米潜カヴァラの雷撃で撃沈されてしまいました。 瑞鶴も艦橋後部甲板に1発の命中弾、至近弾6発を受け小破し、本土に戻りました。 帰港した瑞鶴は1944年7月14日呉工廠に入渠し、損傷復旧と不燃化対策の徹底、船体と甲板に迷彩塗装を施しました。また対空噴進砲座を8基分新設、このほかにも25mm単装機銃や13号電探、水中聴音器が追加装備されました。 瑞鶴は8月に出渠後に空母瑞鳳、千歳、千代田と共に第三航空戦隊を編成しました。 1944年10月、台湾沖航空戦が勃発し第3航空戦隊の航空隊を地上兵力として提供しましたが、この戦いに米軍は勝利し、続いてフィリピン攻略を開始。一方、日本軍は台湾沖航空戦で米空母11隻を沈没させた(実際は0)と誤認し、米軍撃退のため捷号作戦を発動しました。 第3航空戦隊は自艦の航空隊を地上兵力として提供していたため、空母の発着艦が出来る者と機体トラブルで内地にいた飛行兵をかき集め(いわばベテランはほとんどいない状態)て航空隊を新たに編制。小沢機動艦隊(第三航空戦隊)は10月20日にフィリピン北東に向け出撃、途中松型2隻が味方機救助のため本隊を離れるも燃料不足の為本体に復帰できませんでした。 10月24日、瑞鶴から出撃した天山艦攻が敵機動部隊を発見し、攻撃隊を出撃させるも機体トラブルが続出し、攻撃に向かった機体も敵機と交戦し8機撃墜するも敵艦隊を発見できず未帰還機も多く更に作戦機数を減らす結果となりました。一方米軍のハルゼー司令官は軽空母プリンストンの撃沈が小沢艦隊によるものと誤認識(実際には基地航空隊)し北上を開始。栗田艦隊は第38任務部隊の空襲で戦艦武蔵が沈没、重巡妙高と駆逐艦浜風と清霜が被弾し離脱するも残存艦艇の損傷は軽微でしたが、ハルゼー司令官は大打撃を与えたと思い、小沢機動艦隊への攻撃に舵をきりました。 10月25日午前8時20分小沢機動部隊は米軍機約130機の攻撃を受け、8時35分瑞鶴の甲板中央部を被弾し艦載機の初着艦が不能になり、さらに2分後魚雷1本を左舷に受け機室が浸水、電源も一旦喪失し対空射撃や通信能力がダウンし右舷2軸運転となり速力が22ノット迄低下しました。この攻撃では小沢艦隊の他艦艇も攻撃を受け、空母千歳、駆逐艦秋月が沈没してます。 瑞鶴は左舷側に6度傾斜し、機関部の被害も深刻でした。8時48分には通信が1時途絶えましたが、復旧後「囮作戦成功」と送信するも栗田艦隊を始め他艦艇には届きませんでした。 その後第二派の攻撃を受けますが、瑞鶴は至近弾のみで殆ど被害を受けなかったものの、空母千代田が被弾し落伍しました。また艦隊旗艦は瑞鶴から大淀に移りました・ 13時頃から始まった第三次攻撃で瑞鶴は5~7発の爆弾と右舷2本、左舷4本の魚雷を受け左舷に20度傾斜し揮発油タンク等にも引火し火災が発生、瑞鶴は殆どの機能を失いました。対空砲火も爆撃や電力喪失で殆ど使用不能となってます。13時27分に総員退艦が発令され、14時14分直立するように沈没しました。 就役:1941年9月25日 戦没:1944年10月25日 排水量:32,105.1 トン(満載) 全長:257.5 m 速力:34.23ノット(1944年5月) 搭載機数:常用72機、補用12機(計画時) |
インフォメーション | ◆大和型戦艦の模型に関しては「ワタ艦同人誌情報」に下記の大和型戦艦模型の情報を掲載してます。オンラインPDF版(サイズ超大)とダウンロード版(ZIP)を置いてますのでご興味があれば覗いてみてください。 ● 大和型軍艦の模型史考2015~2022(2015年以降の大和型軍艦模型をまとめたもの) ※ 現在体調不良の為、更新が伸びていますので、大和型軍艦の模型史の更新はもう少しお待ちください。 ● 大和型軍艦の模型史考2015 (2015年迄の大和型軍艦模型をまとめたもの) |
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