張江(1958-)は上海出身の現代中国油彩画家である。1984年、
上海交通大学美術学部油絵科に入学し、その後日本に留学した。1990年以降、長年にわたり
チベットと深く関わり、チベットの文化的景観を題材とした油彩画を制作している。彼は20年以上にわたりチベットに滞在し、インスピレーションの源泉を集めている。
2000年、油彩画「冬」がフランスの
ルーブル美術館に出展され、秋のアートサロンで絵画部門銀賞を受賞。
これが彼の国際的な芸術家としてのキャリアの始まりとなった。
2001年には、フランス高等審査員から銀賞と「功績と貢献賞」メダルを授与された。
2006年には、「ラサを振り返って」がルーブル美術館で絵画部門銅賞を受賞した。
また、彼の油彩画の多くはフランス のベルジェール美術館に収蔵されています。
彼の作品は中国と西洋の技法を融合し、チベットの自然と文化の景観を写実的なスタイルで表現し、独特の芸術言語を形成している。