とても立派なヘマタイトインクォーツのクラスター。円盤のような薄い破片状のヘマタイトが沢山内包されています。黒っぽいのが多いですが赤みを帯びたものも混ざっています。

磨きタンブルや小さなポントのヘマタイトインクォーツは珍しくないかもしれませんがこれだけ立派なポイントでクラスターの形状を保った標本は珍しいと思います。また内包されているヘマタイトの状態も形の観察がよくできる大きさで見事です。

水晶の外側がスモーキークォーツのように黒みを帯びていますが、画像の全体像だと実際より黒みが強く写っている場合があります。実物は光を通すので内包物も斑点模様になって見えやすいです。

ゲーサイトと思われる苺の産毛みたいな針状インクルージョン（画像４）も全体的にちりばめられています。もしかしたらレピドクロサイトかな？とも見える赤い斑点（画像９）も見えます。

全体像で白く見える部分は無色の水晶の結晶群で、スプレー状や両錐の束が密集していてこれはこれで見事です（画像７～９参照）。

画像と実物で明暗・濃淡などの色合いや質感の違いが生じる場合がありますが、ご理解頂ける方の入札をお願い致します。

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