吉田穂高 『両開きの扉』 木版  1982年制作 直筆サイン入  限定100部  額装 黄袋+さし箱付き 【真作保証】 私のコレクションより


*吉田穂高 の 木版画作品 『両開きの扉』 です。 1982年制作  直筆サイン入り  限定100部 額装品 黄袋+さし箱付き 【真作保証】 です。
   万が一「真作」でなかった際には返品をお受け致します。
*古典的木版技法を、写真・リトグラフなど多様な技法と併用して新たな表現の可能性を探り、現代の感性に訴える 知的な画面構成を行った 吉田穂高の作品です。
   右下に鉛筆で 中国戸県 10.3.’77 coll H.Y と書かれています。(戸県は西安市のそばに位置し、中国農民画の故郷として有名だそうです。)
   画像では判らない、吉田穂高 木版作品の この繊細なマチエール をぜひ手に取ってご堪能下さい。
*吉田穂高 ファンの皆様、作品を探されていた方、作品を気に入った方、この機会にコレクションに加えてください。
 
・作家名:吉田穂高(よしだ ほだか)1926(大正15年)-1995年(平成7年)
・作品名:『両開きの扉』 私のコレクションより
・技法:木版 
・イメージサイズ:約38 cm×約57 cm
・額サイズ:約62.0 cm×約80.5 cm
・サイン:直筆サインあり
・エディション:100
・制作年:1982
・コンディション:イメージ良好ですが、マージン部分にシミが3つあります。作品の裏側の状態は未確認です。
   額も良好です。黄袋+さし箱付きです。
 画像でご確認下さい。
 
吉田穂高(よしだ ほだか)1926(大正15年)-1995年(平成7年)
1926 東京都生まれ。
版画の新たな表現の可能性を模索し続けた版画家。父は新版画を代表する画家・吉田博、母は吉田ふじを、妻は吉田千鶴子。兄は吉田遠志。旧制第一高等学校在学中から油彩画を始め、卒業後に木版画を始めました。1952年、日本版画協会展に出品し会員に。1955年の中南米旅行時に取材したマヤ文明から着想を得て、抽象版画へと作風が変化。1963年頃からは、米国のポップアートに触発された現代的なモチーフの作品が制作され、以降伝統的な木版技法にシルクスクリーンやリトグラフ、写真製版など多様な技法を併用する前衛的な作品で国際的に活躍しました。日本美術家連盟理事、日本版画協会理事。(出典:山田書店)
 
吉田穂高は旅を愛し、45カ国以上の地を訪れた版画家です。旅先で彼の心をとらえたのは名所風景ではなく、その土地に息づく無名の壁や塀、柱、標識、家といった身近な対象物でした。穂高の画風は時代ごとに大きく変化していますが、こうした対象物への偏愛は創作活動と並行して継続し、彼が旅先で撮影した膨大な写真のコレクションはやがて穂高の作品世界を創る際に欠くことのできない要素となっていきます。
もの云わぬ〈壁〉と語り、無限に広がる世界をみた吉田穂高の感性は、今なお新鮮な輝きを放っています。(出典:三鷹市美術ギャラリー)
 
<主な受賞歴>
1956年 シェル美術賞三等賞受賞
1962 ルガノ国際版画ビエンナーレ優秀賞受賞
1972年 ソウル国際版画ビエンナーレ 大賞受賞
1973 世界版画コンペティション受賞
1975 リエカ国際オリジナル・ドローイング展・国際審査員名誉賞
1987 山口源大賞を受賞
1990 紫綬褒章受章
1995 勲四等旭日小綬章受章
 
<主な収蔵先>
東京国立近代美術館
東京都美術館
埼玉県立近代美術館
宮城県美術館
栃木県立美術館
神奈川県立近代美術館
兵庫県立近代美術館
ニューヨーク近代美術館
メルボルン国立美術館
プリンス&アルバート美術館
パリ国立図書館 ほか