★名品 【 金銅菩薩立像 白鳳時代 】 小金銅仏 銅造鍍金 金佛 古美術 波兎 骨董 民芸 民藝 柳宗悦 ★






□ 商品詳細



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白鳳時代金銅菩薩立像の名品です。

体は飛鳥時代に見られたような、生硬なところは消え、柔らかみが現れています。

両臂をしぼつた直立的な姿勢には飛鳥から連なる古様な表現が残っているようです。

上半身は裸で、やや腹を突き出した姿勢で、何となく肉感的な雰囲気を湛えています。

お顔は丸く頬が膨らんだ童貌を呈し、優しい笑みを浮かべられています。

頭上には、三面頭飾を付けられ、頭部の髻(もとどり)は大きく単髻(たんけい)です。

天冠台下部には髪際(はっさい)が表現されています。

後頭部には頭光の為の(ほぞ)が残ります。

天冠台の左右からは、天冠帯が肩を通り臂上まで垂下しています。

天衣(てんね)は、両肩から身体に沿って蓮台まで垂下しています。

天衣の端は左右非対称で変化が付けられています。

豪華な瓔珞(ようらく)には、鏨(たがね)で連点文が打たれています。

胸前で四重のU字に掛かり華麗です。

また腹前と背面にも瓔珞が下がり、両膝下には房が付けられ豪華な雰囲気を醸し出しています。

屈臂した右手は印を結び、左手に水瓶を持っています。

菩薩は蓮肉部にお立ちになり、下部は請花(うけばな)と反花(かえりばな)になっています。

反花のくるみ型は膨らんでいます。

蓮肉の縁には鏨で連点文が施されています。

最下部には透き間のある八角形の框座(かまちざ)が設けられています。

像容は一見して洗練感があり、飛鳥後期から白鳳にかけてのものではないでしょうか。

全体的に見て、丸鏨(たがね)を使っての装飾性豊かな瓔珞などには、飛鳥にない新しい感覚の表現がみられるようです。

裳の折り返しや裾先部が意匠的な形をみせており、衣文の構成も装飾性を増しています。

各部は輪郭を明確に表し、入念に仕上げているのがこの像の特色です。

小金銅仏ながら端麗な観音像であると申せましょう。

像全体に所々、微小ですが鍍金が残ります。

良好な状態です。

名品の香りが致します。

作品サイズ・総高 38.6㎝ 台座最大幅 15㎝ 重量 6.6kg 銅造鍍金 箱あり

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