こちらの出品は・・・ 順治13年(1656年)、オランダ東インド会社が組織した使節団の一員として北京に上ったヨハン・ニューホフ(1618-1672)彼が著した“大タルタル汗へのオランダ東インド会社使節派遣の記録”(1665・初版)です。150枚以上に及ぶ豊富な図版が掲載され、西洋の人々に具体的な中国のイメージを提供した書物として知られています。こちらはそのオリジナルの「Nanjing Jiangsu China Asia Asien Chine Kupferstich engraving Nieuhof 1665」アムステルダム発行です。150点に及ぶ大量の銅版画を収録。古地図や人物、風景など、17世紀初頭の清朝中国を伝える貴重書です。