1957年P.A.F~1975年までのGibson Humbuckerの当時の新品状態音質を完全再現。ニッケルメッキカバード2個1セット



1957年P.A.F.〜1975年までのGibson Humbuckerの新品状態の音質を完全再現



完全再現と表現していることで反感に思う人もいるようですが、つい先日もGibsonの1979年製Howard Robertsがフロントはパテント刻印P.A.Fが搭載されているのにリアはビルローレンス監修のブラスプレートのtarbackだったため音質が全然違いスイッチをセンターにした時のGibson独特の音質再現は不可能な状態からリアを今回の出店品と全く同じ仕様で製作したものと交換し問題解決。そのスイッチセンターの典型的な音質は次の動画の15:11から登場します。
https://www.youtube.com/watch?v=q4_mXapiFwQ

出店品はゼブラボビンでニッケルメッキカバードです。
ビス類は全てインチ規格ですのでアジャストビスもインチ規格を用意してください。
上記の動画や下記の動画に登場するHumbuckerは当然今回の出展品と全く同じスペックです。Gibson2007年製ヒスコレに搭載されていたHumbukerを一度分解してマグネットを正真正銘のアルニコ5番と交換しコイルもAWG#42で巻き直し オリジナルP.A.F仕様に作り直したものです。
https://www.youtube.com/watch?v=gwFP76M02hI
私は1974年から日本の量産メーカー各社へ提供するためのコピーピックアップ設計開発をしていましたが最近修理や改造を依頼されたGibson純正のピックアップが写真3に左に示すようにエナメルらしきコーティングでコイルワイヤの外径実測が0.063mmしかありません。AWG#42は銅線自体の太さを表すため皮膜の厚さをプラスした場合写真右のように0.07mm近くを示す必要があります。ましてこのコイルワイヤーはエナメル色を塗装しただけで本物のエナメル皮膜ではありません。また現在一般流通しているアルニコ5番と表記されているマグネットはバータイプ、ポールピースタイプのどちらの形状のものも昔の合金比率とは大きく違うようで明らかに音質が異常です。多くのミュージシャンから音質改善の相談を受けて昔の合金比率のものと交換しコイルゲージや巻き数なども1975年以前のG社F社の仕様に修正しています。
次の動画は現在アメリカで千ドル以上で取引されている1960年代初期のナンバードP.A.F.の修理工程です。
当然年功劣化したコイル取り外し以外の作業は出展品と全く同じです。
https://www.youtube.com/watch?v=R-lPB4lp8Us
今回出展の1セットはオークション落札意外の直接販売も多く製作パーツのストックが切れてしまい出展を休止していましたが、とりあえず1セットだけ組み立て完了。
1973年製Marshall1987オリジナルの50W出力をフルパワーで使った状態の音質のまま12〜0.1W程度の音圧に下げて一般家庭での宅録可能するためのアイディアも電気的な論理の解説も含めてYouTubeで公開しています。
https://www.youtube.com/watch?v=JP-8S73Smt0
次の動画に登場するMarshall1987や60s製Fender Bandmasterはその秘密兵器を活用して自宅で収録しています。
https://www.youtube.com/watch?v=d4VEdNheuus



ヤフオク! 2013年11月度 出品マスター シルバー ヤフオク! 2014年1月度 出品マスター シルバーヤフオク! 2015年2月度 出品マスター ブロンズ ヤフオク! 2017年12月度 出品マスター ブロンズ ヤフオク! 2018年11月度 出品マスター ゴールド ヤフオク! 2019年2月度 出品マスター ゴールド