初版帯付 恒川光太郎 草祭 新潮社刊 ホラー


【詳細】
初版帯付 恒川光太郎 草祭 新潮社刊

2008年11月20日初版 新潮社発行 帯付

たとえば、苔むして古びた水路の先、住宅街にひしめく路地のつきあたり。理由も分らずたどりつく、この世界のひとつ奥にある美しい町美奥。母親から無理心中を強いられた少年、いじめの標的にされた少女、壮絶な結婚生活の終焉をむかえた女……。ふとした瞬間迷い込み、その土地に染みこんだ深い因果に触れた者だけが知る、生きる不思議、死ぬ不思議。神妙な命の流転を描く、圧倒的傑作。

恒川光太郎
1973年東京都生まれ。大学卒業後、様々な職業を経て、現在沖縄県在住。2005年、「夜市」で第12回日本ホラー小説大賞を受賞。2005年10月に刊行された初の単行本『夜市』は、デビュー作にして第134回直木賞候補となった

【状態】
経年劣化により多少の焼けは御座いますが、カバーにスレ、傷少なく、概ね美本です。