西條八十

（1892～1970）東京市生れの詩人、作詞家、仏文学者。中学時代に出会った仏文学者の吉江喬松を生涯の師と仰ぐ。

1919年、第一詩集『砂金』を自費出版。のちフランスへ留学、ヴァレリーらと交遊。

帰国後、早稲田大学教授となる。大正期には、北原白秋ともども童謡詩人として名を馳せ、

薄幸の童謡詩人、金子みすゞを見出した。昭和3年には『マノン・レスコオの歌』の作詞をはじめ、

『東京行進曲』『侍ニッポン』『サーカスの歌』『誰か故郷を想はざる』『若鷲の歌』等の流行歌等の

ヒット曲を書き、戦前の作詩家・佐藤惣之助と競い合った。戦後も長く歌謡曲等の作詞家活動を行い、

『青い山脈』『王将』等をヒットさせる。戦後には日本音楽著作権協会の会長を務めた。

1970年、急性心不全のため死去、78歳。

書名：西條八十全集（1991年：国書刊行会版）：全17巻別巻１：／第六巻 ◇ 童謡 Ⅰ

著者：西條八十

編集委員：藤田圭雄／新庄嘉章／佐藤朔／大島博光／金田一春彦／紅野敏郎／夏目裕／森一也／塚原亮一／上村直己／

三井嫩子／西條八束

発行所：国書刊行会

発行日：1992年4月10日初版発行

所収：童謡 Ⅰ ◇ 童謡（大正三年～昭和四年）；

かなりや／お山の大将／たそがれ／鳶ひよろひよろ／かくれんぼ／良寛サマ／肩たたき／

からすの名前／めだかと蛙／やさしいお月さん／牡丹雪／オニサンコツチ／孝女白菊／

母を尋ねて三千里／小楠公／影踏み／毬と殿さま他／

〇解題・解説（藤田圭雄）／童謡篇詳細目次／

参考：帯破れ等。箱、小口・天・地、本文等に少汚れ・ヤケ・シミ等あり。Ａ5判。P341。770ｇ。≪古本購入≫

レターパックプラス（追跡あり・手渡）600円。取置（1週間）・ゆうパック等で同梱可。

★終活のため処分しております。