【スペシャル】30's Lee 31overall ヴィンテージ オーバーオール /40's 50's LEVIS 501 XX 大戦


ご覧いただきありがとうございます。
30's前半以前と考察できるLeeオーバーオール
Lee Historyと検索していただくと1925年のページに同型の31"overallがワンポケの91-sb、whizitと共に掲載されております。
https://www.lee.com/about/history.html

過去に生成色の同年代同型に近いleeのオーバーオールを一度だけ見たことがありますが、31のものは本当にこの一着以外を見たことがありません。
31モデルも初期のタグと後期のタグが異なっており、初期のものは"MADE BY Lee"の表記であり、後期のものは"SANFORIZED BY Lee"となっております。ボタンも後期のサーティーにはUNIOM MADE by Leeの刻印に変わってきます。

この年代判別の特徴としてバックポケットが "角型"(ワンポケ91-sbも角型)です。
Lee1930年代後半以降の典型的なオーバーオールバックポケットは底側が丸くカーブして特性を表しています。
またオーバーオールの肩紐調整の金具にもブランド刻印が入った特有のデザインと紐先に付く金具にも刻印あるブランド独自のものが付けられています。
しかしながらこの古いオーバーオール角型ポケットのうえにワイヤータイプの無刻印金具と同じく無刻印のスライダー金具が取り付けられています。上記の同世代の同じ型に近いLeeのオーバーオールにも全く同じ金具が取り付けられており、そちらのオーバーオールには初期ロングLボタンが使われておりましたのでやはり30年代前後のオーバーオールだと思われます。

Leeオーバーオールはシールドバック(SB)か、ローバック(LB)が代表です。
これは古いオーバーオールにみられるダイヤモンドバック (ナローバック) です。
そのため30年代前半より古く、20-30年代のと推定できます。ですがサーティーシリーズが登場したのが30年代といわれておりますので、おそらく30年代の最初期の31だと思われます。

Lee カバーオール 30s 31などで検索していただくと同じUNIONMADEボタンの商品が見られるとおもいますので、そちらも同じ年代のものだと思われます。


※撮影の際、金具は外しております(劣化防止のため)
コンディション
・色残りは9割程
・スライダー金具片側の錆あり
・記事に所々錆が移ったような跡
・右腿3cmほどの穴のタタキリペア
・後ろ右腿に5mmほどの錆による穴
・裾あげあり
・ユニオンチケット読み取り可能

サイズ
・ウエスト
92cm(36inch)
・レングス
76cm(30inch)

今後おそらく出品されることのない貴重な一着だと思われます。こちらの機会にいかがでしょうか?
スライダー金具類(画像10枚目)は錆び防止のため別の袋にいれてお送り致します。
ヴィンテージ商品に理解のある方のご入札をおまちしております。
NC.NRでお願いいたします。