広瀬栄一コレクション拓本9-58●昭和39年 兵庫 若王子神社 額 拓本 若王子山福寺 250504 古文書
茨城県石岡市高浜にある広瀬酒造(白菊酒造)の元社長で考古学者の広瀬栄一氏が昭和期を中心に収集された拓本等を追加ご案内致します。
創立年月日不詳であるが、『摂津誌』に、「若王子祠上梁文日永仁5年(1297)橘長綱建 応永15年(1408)重修」、『摂陽郡談』に、「若一王子社祭神熊野権現を勧請せり北条遠江守時政(1138~1215)営建の霊社なり」と所伝あり。
明治6年(1873)8月、村社に列せられる。
無動寺(旧福寺)の鎮守社であったが、明治のはじめの神仏分離令によって寺から独立。神仏習合の頃の祭神は若一王子権現であったが、今は伊弉諾命を祀っている。
社殿は、室町初期の神社建築の完全な構造という事が珍しく、国の重要文化財に指定されている。鞘社に納められた板茸三問社流造の社殿は、規模は小さいながら細部手法にすぐれたものがあり、彫刻も精巧である。本殿と同時期に作られたと見られる木造の狛犬が、無動寺本堂に保存されている。最近の修理は昭和39年(1964)で、この時に本殿の解体修理、鞘社の改築が行なわれた。出典:兵庫県神社庁
多くの方にご覧になって戴き貴重な資料が故郷に帰る事ができれば大変嬉しいです。
サイズは35×111.7㎝です。
写真にあるスケールは全長17㎝です。
状態は経年によるシミヤケがあります。
発送は追跡可能なクリックポストを予定しています。