【ARS書店】~公害~『足尾暴動の史的分析』鉱山労働者の社会史・著者:二村一夫・1985年・東京大学出版会/暴動に至る経過とその展開過程




*** 商品詳細 ***

      『足尾暴動の史的分析』
    ~鉱山労働者の社会史~

・著者:二村 一夫
  1988年・366頁・\:5400円・約:A5判
 本の状態:表紙・本文は少々汚れ
  発行:東京大学出版会

★・鉱毒事件で著名な足尾銅山で1907年2月鉱夫による暴動が起った.
   これを契機に全国各地で暴動・争議が頻発した.暴動はなぜ起きたのか.
   暴動に至る経過とその展開過程,飯場制度,労働条件,技術と人間を実証的に分析する.労働関係図書優秀賞

★・目次抜粋
   序章 暴動の舞台・足尾銅山
   第1章 足尾暴動の主体的条件―〈原子化された労働者〉説批判(治安警察法下での労働組合組織化の企て
   大日本労働至誠会の結成とその波紋;暴動;暴動をめぐる諸問題)

  第2章 飯場制度の史的分析―〈出稼型〉論に対する一批判
 (飯場制度の定義;飯場制度の生成;採鉱法の進歩;飯場制度の変質)

  第3章 足尾銅山における労働条件の史的分析(足尾銅山における賃金水準
  選鉱部門における技術進歩と労働の質的・量的変化;製煉部門における技術進歩;製煉夫賃金の
 低落理由;不熟練労働者の賃金水準を めぐって)

  終章 総括と展望―労働史研究の現地点確認のために

☆・二村 一夫(にむら かずお、1934年 )
  長野県松本市出身。長野県諏訪清陵高等学校東京都立大泉高等学校を経て、
 1956年東京大学文学部国史学科卒業。1958年法政大学大学院社会科学研究科修士課程修了、
 同大学法学部助手。1960年東邦大学一般教養科専任講師。1963年同大学助教授。
 1966年法政大学大原社会問題研究所兼任研究員。1967年同研究所専任研究員。
 1973年法政大学教授。1976年ウォーリック大学社会史研究センター訪問研究員。
 1977年ハーバード大学ミシガン大学カリフォルニア大学バークレー校各日本研究所訪問研究員。
 1978年労働運動史研究会事務局長。1979年ウォーリック大学社会史研究センター名誉研究員、東京大学経済学部兼任講師。
 1981年法政大学大原社会問題研究所評議員、 一橋大学大学院社会学研究科兼任講師。
 1983年法政大学大原社会問題研究所理事。1984年社会政策学会幹事、
 カリフォルニア大学バークレー校東アジア研究所日本研究センター招聘研究員。
 1985年法政大学大原社会問題研究所所長。1994年社会政策学会代表幹事。
 1999年法政大学定年退官、同大学名誉教授、同大学大原社会問題研究所名誉研究員。
  2001年ハーバード燕京研究所招聘研究員。ネット参照


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◎・№80697  2025.7.23