★英ロンドン / E.マイナルディ / バッハ 無伴奏チェロ組曲 4番 / 最初期!超名盤!
<内容>
エンリコ・マイナルディによる、1回目の全曲録音以前の
大変貴重な録音(1951年発売)で、バッハの無伴奏チェロ組曲 第4番。
E.マイナルディは、イタリアのミラノ出身で、
幼少期にチェリストだった父親に手解きを受けた後、
ミラノ音楽院ではジュゼッペ・マグリーニに、ベルリンではフーゴ・ベッカーに師事した、
不世出の天才である。
特にバッハの無伴奏チェロ組曲の解釈には定評があり、
ヨーロッパでは別格の評価と、熱烈な愛好家も多い特別な存在である!
取り分け、LP期に2回に渡るバッハ(無伴奏)の全曲録音が有名であるが、
今回紹介する1枚は、それより以前に残した大変貴重な初期録音!
( SP ~ LPの端境期 )
そして当盤に針を落とすと、彼の演奏を聴かれたことのない愛好家は、
一般的なバッハ解釈との余りの違いに、戸惑うかも知れない・・・
しかしながら、しばらく聴き進むにつれて、
全ての抒情性を排除したバッハの持つ構成美と、
1音1音練り上げられたバロック期の世界観に誘われるはずである!
また当盤は、1回目の全曲録音(アルヒーフ盤)とは異なり、
4番のみを12インチ両面に切るという贅沢なカッティングで、
モノラル盤ならではの濃密音で堪能できる秘蔵盤!
ただし、現在は欧米の愛好家も多く、非常に入手困難なスペシャル・レコード!
<レコード番号>
イギリス・ロンドン=デッカ LLP.404
( 英ロンドン=デッカの赤茶に銀文字(内溝)レーベルで、12インチ完全フラット超重量盤。)
<レコード・コンディション>
NM- ~ NM+
厳密には表面の浅いスレや極僅かなスリキズなどあるものの、SPからLPへの端境期(1950年)の上、
アメリカ輸出仕様のレコードとしては、大切にされていたことが分かる、光沢も鮮やかな美品!
( トレースもよく、再生音も素晴らしい! )
<ジャケット・コンディション>
多少の経年変化による傷みや僅かな補修痕などあるものの、総じて良好な状態。
ただし、裏面にシミなどあり。 ( 画像参照 )
※ 大きな問題(誤記等)があれば、その都度丁寧に対応させて頂きますが、
基本的にノークレーム・ノーリターンでお願い致します。
<御紹介>
当方が出品しているレコードについては、全ての商品に於いて
クリーニングやメンテナンスを、時間をかけて丁寧に行っております。
そのため、カビや汚れは勿論のこと、ホコリの心配なども不要です。
落札された方は、レコードが届き次第、直ぐに再生可能です。
ですので、安心して入札して頂ければと思います。
( 盤面の外傷等は除きます。)