仮想アース 積層金属箔式、3種類の金属箔 合計約150枚、ステンレスケース入り
高周波特性に非常に優れた極めて薄い3種類の金属箔、銅、アルミニウム、黄銅をそれぞれ約50枚、合計約150枚を間に絶縁紙をはさみながら高密度、積層構造に積み重ねて製作した仮想アースです。極めてコンパクトサイズにも関わらず表面積は10000cm^2に及びます。この金属箔積層体に真鍮ニッケルメッキM3ビスをねじ込み導通させ、外部からの電磁波を遮断し、金属箔に対してシールドルームの役割も果たす強靭なステンレス製名刺ホルダーに収納しています。
音質に関しましては超高域まで何処までも直線的に伸びきった解放感、音場感、透明感と、さまざまな金属元素が織りなす色彩感に溢れた極めて繊細な表現力を有しています。また低音域から中音域にかけてはステンレス素材の特長である強靭な音質も兼ね備えています。別途出品しています300枚タイプと比較ますと、こちらは音質的には独特の良さがあり、躍動感、キレと言いますかいわゆるノリが良く、特にアップテンポな楽曲に対してはその楽曲の良さを濃縮したような何とも言えない色気のある表現力も有しています。
仮想アースの効果は接続するケーブルによって大きく左右されます。不思議な事にケーブルは細すぎても太すぎても、長すぎても短かすぎても直結しても、或いは材質や構造によっては十分な効果が得られない場合がありまあす。効果、音質などを調整した厚み0.3mmの銅板で製作した専用ケーブルを付属致しました。先端はRCAコネクタですが、それ以外のコネクタなどをご希望の場合は質問欄などからご相談ください。
(落札後の発送直前でも構いませんのでご遠慮なくご相談ください。)
仮想アースは懐疑的な方々、(以前の私も含め)賛否両論あるようですが「アース」と銘打っているため様々な誤解を招きますが、本来は地球に接続すべき0Vの配線をこういった物に接続すると系全体の電荷の分布状態が変化しますので当然音が変わる事もあり得ます。それどころかこれは実際に体験した方でなければ信じ難い話かもしれませんが、よほど確かな接地工事と高周波特性まで考慮した配線工事でもしない限り、仮想アースの方が遥かに優れた高次元の音質が得られる場合もあります。
仮想アースは例えば電気設備技術基準のD種接地などとは全く概念の異なるものです。「アース」と言うより個人的にはコンデンサの一種と捉えていまして「電荷容量体」とでも呼ぶべきだと考えています。こういったものは殆どの場合それ相応の負荷電流が流れて目に見える何らかの仕事をするわけではない事から、これまで殆ど応用された事例がありませんでしたが、歴史上何かしら効果が目に見える形で応用されているものとしては、例えばテスラコイルの回路上でアース(接地)とは対極に設けられた「容量球」に近い働きをしていると考えています。
仮想アースは機器やご使用になる環境などによって相性があります。接続箇所は0Vグラウンドラインを共有する有線接続された信号の最上流。例えばCDトランスポートやプリアンプ、ネットワークオーディオレシーバ、外付け基準クロック、再生用PCなどの使用していないRCAプラグなどで試される事をお勧め致します。音質が落ち着くまでエージングに数時間程度かかるようです。既に仮想アースを導入されていて、その効果を実感されている方々に於きましても本品を追加する事で更に上質な音が得られます。また到着後でも取引メッセージなどからご連絡頂ければ付属のケーブルと同等の材料でありましたら種類の異なるコネクタなどを取り付けた専用ケーブルを1本、1500円程度(クリックポスト発送)で追加製作などのサービスも行っています。
端子ネジは手でしっかり締めてください。ネジの締め付け加減で効果が相当変わります。(緩み止めのステンレス製スプリングワッシャが付属しています。挟む個所は原則として圧着端子からみてローレット側にご使用ください)
本品はケース全体が金属製ですので、本体ケースや接続ネジ部分も含めて全体で仮想アースとして機能しています。従いまして本品とアンプなどの金属製フレーム部分やコネクタ類、或いは金属製ラックなど、他の金属製品と直接接触させないようお願い致します。他の金属製品と接触する可能性がある場合は電気を通し難い紙や布などを間に挟んでご使用願います。
仮想アースはいきなり導入しても必ずしも効果が現れるとは限りません。仮想アースの効果を事前に調べる簡単な方法として、例えばRCA端子のGND側や接地端子などに身近な金属片、例えばスプーンやハサミなどを接触させてごく僅かながらでも音質が変化するか調べる方法もあります。その際は金属片に直接触れずビニールや布を巻いて持ってください。また再生スタンバイの無音状態でこの方法でオーディオ機器のあらゆるRCAコネクタや他のコネクタのグラウンド側、或いはアース端子などに接触させてみるとそれぞれの接触場所でバックグラウンドノイズが変化します。大きく分けて、ノイズが減る、ノイズが増える、ノイズの音として聴こえる成分が変化する、全く変化しない。4つに分類できるかと思いますが、そのうちの「ノイズが減る」変化があった個所が仮想アースを接続する最適な接続個所になります。その位置は例えばアンプの筐体であれば水脈を探し当てるが如く、僅か数センチ違っただけで大きく変化する場合もあります。
製作の際に生じた細かい傷や歪などがあります。なるべく今までに何らかの形で仮想アースを試されて、その効果が認められた方の入札をお勧め致します。
外形寸法:約94×59×8 mm(端子を含まず)
仮想アース本体の端子ネジサイズ:M3
標準付属品、専用ケーブル: 全長約200mm(長さ200mmに切り出した銅板にコネクタ類や端子を取付)
片側RCAオス、
仮想アース側 M4圧着端子
(2023年 10月 10日 7時 47分 追加)
仮想アース以外にも仮想アースどころか良質の大地アースよりも遥かに優勢に作用し、音質を劇的に改善するバッテリーの電圧と電灯線を利用して対地間電位をマイナスまで下げる装置も出品しています。出品後すぐに落札される事が多いのですが、数日以内には追加出品を行いますのでそちらもぜひご検討お願い致します。
(2023年 10月 10日 7時 47分 追加)
金属箔を重ねる順番は1号機から一貫して端子側から、黄銅→アルミ→銅としています。
銅を先頭に持って来ると音の輪郭がキツく何の感動もない平凡な音で、アルミが先頭だと爽快過ぎて音が淡泊で、そのため黄銅を先頭に持って来る事で光と影がつくる陰影のある光景にも似た深みのある音を実現しています。(別途出品しています300枚タイプも同様です。)
画像の付属RCAコネクタは黒色のラインが3本入ったものですが、今回の出品物では外観は同じで赤色のラインが3本入ったものになります。