(図書館除籍本)文学の中の女性: 擬態か反抗か-「源氏物語」から村上春樹まで 根本 萠騰子 (著)
図書館の除籍本です。外側にビニールコーティング。
裏表紙、背に図書館のバーコードシールの上にシールが貼ってあります。
帯なし。カバーにキズや汚れあります。
本の中身は、概ね良好。
内容説明
すねる紫の上・崇る六条御息所など、さまざまに不幸な『源氏物語』の女性たち~『ノルウェイの森』における言葉のない世界の住人・直子…。時代を超えて描き出される文学の中の「女性」を、3つのキーワードで読み解く。
目次
第1章 パートナー不在の日本文学―女性にとっての恋愛と結婚(神話、民話・昔話の中の女性;万葉集の恋 ほか)
第2章 男性作家が描く女性(美的記号としての女性;男性を社会と繋ぐ器官としての女性 ほか)
第3章 反抗か擬態か―日本の女性作家の女性記述(男社会への「おもねり」;怨念―円地文子の描く男への復讐 ほか)
第4章 闘う女性―欧米の女性記述(母の世代;娘の世代 ほか)