(図書館除籍本)えんの松原 (福音館創作童話シリーズ) 伊藤遊/作 太田大八/画


えんの松原 (福音館創作童話シリーズ) 伊藤遊/作 太田大八/画

図書館の除籍本です。外側にビニールコーティング。裏表紙、背に図書館のバーコードシールの上にシールが貼ってあります。
帯なし。カバーにキズや汚れあります。
本の中身は、概ね良好。

時は平安中期。年若い皇子・憲平は夜ごと現れる怨霊に怯えていた。偶然彼と知りあう少年・音羽は、故あって女童になりすまし下働きをする身。憲平に崇るのは一体何者か?死に至る運命から彼を救うことはできるのか?二人の少年の命を賭けた冒険に、老女官や怪僧阿闍梨、美少女夏君といった面々がからみ、息もつかせぬ物語が栄華の都のまん中に展開する。多感な世代に訴えるテーマ性を合わせ持つ骨太な作品、読みごたえ抜群!

出版社からのコメント

人々が怨霊の存在を信じ、その祟りを怖れていた時代。真実を求めて闇に分け入った二人の少年の、絆と勇気、魂の再生の物語。『鬼の橋』に続く平安ファンタジー第2作。

内容(「BOOK」データベースより)

栄華を極める花の都のまん中に、怨霊たちのすみかがあった。何ものかに祟られた若き皇子・憲平と、女装の少年・音羽は、真実をもとめて世の闇、人の心の闇へと深く分け入ってゆく。絶望をこえる勇気、結びあう絆の力、そして魂の再生の物語。『鬼の橋』につづく平安朝ファンタジー待望の第二作登場!小学校上級以上。