擲弾 てき弾 カッタウェイ ライフル用 手榴弾 ドイツ
かなり以前に展示用資料として購入した、「戦車用擲弾(てき弾)」です。
火薬が、全く入っていない安全品です。
教習用に使われた物だと思いますが、詳しくは分かりません。
これに似た形の擲弾が、グローセ・パンツァーグラナーテ 46 および 61(Gross Panzergranate 46&61 大型戦車手榴弾)としてウィキペディアにあります。
第二次世界大戦中にドイツで開発された、成形炸薬ライフル手榴弾です。
これは、ライフル擲弾装置、またはシースベッヒャー(射撃カップ)から空砲で発射されました。
本品は、直径が60ミリで、形状が若干異なりますので、ドイツ又は、他国で作った物の教習用だと思います。
ライフル擲弾装置用の、ライフリング状の溝が後部に付いています。
本体と、信管部は全て鉄製で磁石に反応します。
信管内部の部品は、発射されてライフリングにより回転すると、その慣性力で安全装置が外れ、着弾すると雷管を叩いて発火するような構造になっています。
すり鉢状に成形したTNT火薬に引火すると、爆発し、弾頭内部の鋼鉄製コーン部分が、モンロー/ノイマン効果によって、高熱・超高速の金属噴流が出来ます。
厚い戦車の装甲に孔を開けて、戦車を壊滅させます。(パンツァーファウストと同様です)
これは内部構造がよく分かる、とても良い資料だと思います。
腐食があったため、エポキシパテと塗料で、リペイントしています。
金属露出部分には、薄い防錆処理をしています。
大きさは、直径約60ミリ、全長約240ミリで、重さは約193グラムです。
詳しい事は分かりませんので、写真を見て、ご理解頂ける方に、ご入札をお願いたします。
写真の定規は、付きません。
プラケースに入れて、プチプチと段ボール箱でお送り致します。
送料は、こちらで負担いたしますが、海外発送は出来ません。
気を付けて梱包しますが、輸送途中の破損は、ご容赦願います。
ノークレーム、ノーリターンでお願いします。
(返品不可です)