広瀬栄一コレクション拓本10-45●昭和期 若狭 羽賀寺 裏山大石の上にある宝篋印塔拓本 7枚 250508 古文書
茨城県石岡市高浜にある広瀬酒造(白菊酒造)の元社長で考古学者の広瀬栄一氏が昭和期を中心に収集された拓本等を追加ご案内致します。
山号鳳聚山。真言宗高野山派。
むかし鳳凰飛来して、その羽を落して行った霊地にちなんで、この寺を鳳聚山羽賀寺と名づけたという。行基が勅命を奉じて創建したという名刹だけに、寺坊18をそなえたというが、今は往時を偲ぶ姿もなく、僅かに本堂と本尊を遺すのみとなった。
本堂は昭和41年9月に解体修理され、室町中期文安4年(1447)に再建された当時の偉容に接することが出来るようになった。
桁行13.74m(5間)、梁間14.63m(6間)、棟高13.21mの規模である。桧皮葺き入母屋造りに、各部和様を基調とする本堂のたたずまいは、屋根の勾配の柔らかさ、軒廻りの線の美しさなど調和して遠い由緒を持つ名刹に恥じない。
小浜の地には、鎌倉期の明通寺本堂・妙楽寺本堂、室町中期の羽賀寺本堂・飯盛寺本堂、それから室町末期の神宮寺本堂建築へと、時代を追い、程よく年次を隔てた遺構をもっている。 出典:小浜市ホームページ
多くの方にご覧になって戴き貴重な資料がご研究のお役に立てればそして、故郷に帰る事ができれば大変嬉しいです。
画像2のサイズは36.8×19㎝です。
写真にあるスケールは全長17㎝です。
状態は経年によるシミヤケがあります。
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