仙台藩別式女御用金
別式女(べっしきめ)とは江戸時代に藩の奥向き(幕府の大奥に相当)に仕えた女性武芸者を意味します。大名に身近に接することから武芸を生かした密命(藩内不穏分子の粛清や幕府隠密の抹殺など)を帯びることもあり、そのための特別な御用金も用意されていたと伝えられています。仙台藩と尾張藩の別式女が特に有名です。
略歴書の製作時期は不明ですが、「一辺約一・六糎(センチ)」「量目約九・二瓦(グラム)」と書かれ、センチやグラムの漢字表記が時代を感じさせます。
介護施設入所のための身辺整理を手伝うことになりました。昭和の一時期に購入したものとのことです。未鑑定・真贋不明と聞いています。人生の最晩年で世間に迷惑をかけたくはないとのことで、付属の略歴書を含めて「本物ではない」ことを前提に低価格での放出を希望しています。事情をご賢察の上、本物でも本物でなくてもどちらでもかまわない方のみご入札ください。従って本物であっても後で差額分を請求することはいたしませんし、本物でなくても返品・返金には応じかねます。汚れや細かい傷があります。撮影の際の光の量によって実物と違った色に写ることがあります(3枚目の画像が最も実物の色に近いように思います)。タイトルは伝承に従って記載いたしました。年号や名称に誤りがあればお許しください。寛永通寳は商品に含まれません。高騰防止のため即決価格を設定いたしました。自己紹介欄にオークション休業日を記載させていただいております。お手数とは存じますが、ご入札前にお読みいただければ幸いです。
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