zwenergy氏が公開されているオープンソースのワンダースワンカラーコンソライザー「swancolorHD」の表面実装済み基板と、ワンダースワンカラー基板上の接点とハンダレスで接続するためのポゴピン基板セットです。
ワンダースワンカラーをHDMI出力し、スーパーファミコン用コントローラーで操作できるようにするものです。
おまけとして専用のケースをお付けします。
ご自身でswancolorHD基板とポゴピン基板との配線ができる方のみ入札ください。
原則、当方ではサポートいたしませんが、必要な情報をこちらに記載しておきます。
追加で必要な部品は以下です。
・ワンダースワンカラー本体基板(液晶が使えない、電池端子が錆びていても、基板が生きていれば利用できる可能性があります。)
・tang nano 9k(アリエクや秋月で買えます)
・arduino nano(アリエクや秋月で買えます)
・ポゴピン基板とswancolorHD基板を接続するためのワイヤー等
・スーファミコントローラー
・電源用USBケーブル(microB)
ポゴピン基板は、スワン基板を上ケースにカートリッジコネクタ脇の2箇所でネジ止めしてから、ポゴピン側をスワン基板に当てるようにして四隅のネジで止めて使います。
スワン基板の組み込みは位置が若干シビアで、上手くハマる位置を探す必要があります。
上手くハマると、カートリッジコネクタがケース上面と接触する程の高さに収まります。
2枚目の画像にも記載しましたが、ポゴピン基板のL字ヘッダピンは上から順にswancolorHD基板の以下接点と繋がります。
swancolorHD基板の1V5とGNDはワンダースワンカラー基板の電池端子部分と直接ハンダ付けする必要があります。
・Y1_S
・Y2_S
・Y3_S
・Y4_S
・X1_S
・X2_S
・X3_S
・X4_S
・D_0
・D_1
・D_2
・D_3
・BCLK
・SDAT
・LRCK
・DET
・START_S
・POWER_S
・POWER_D
・A_S
・B_S
すべて表面実装部品はJLCPCBにて実装まで完了しており、当方でも1V5のパッドに1.5Vが来ていることを確認済みです。
仮組して正常に動作することを確認しておりますが、稀にMOSFET(Q1~Q12)が破損する場合があるため予備に2個お付けしています。
加えて、スワン電源ON/OFF用スイッチもお付けします。必要に応じて、swancolorHD基板のPOWER_S/POWER_Dと接続し、ケース後ろの切り欠きに嵌めてご利用ください。
また、ポゴピン基板もヘッダーピン以外はJLCPCBで実装済みですが、微妙に傾いて実装されているため組み付け時の位置決めがシビアです。一応全てのピンが接続されることは確認できています。
ケースは家庭用3Dプリンターで出力したもので、一部の面が粗れた状態です。
これらが気になる方は入札をお控えください。
自力で解決できる玄人向け商品となります。
商品の性質上、不具合の切り分けが難しいためノークレーム・ノーリターンでお願いします。
緩衝材で包んで「宅急便(EAZY)60サイズ」での発送となります。
写真は分解した状態となっておりますが、発送は仮組した状態で行います。
ケースのネジを外して箱を開けてワンダースワンカラー基板を組み込んでください。
ケースを開けるときは、3枚目の画像にある赤丸箇所を押しながら開けてください。(少し強めに押す必要があるかもしれません)