バンチェン土器 黒陶四方高杯
高さ24.8 x 幅(辺)17.4 (cm)
バンチェン文化前期
(紀元前3000年〜紀元前2000年頃か)
大振りで、堂々とした姿の高杯。
鉢の部分が四方に折り畳まれたような形状になっている特徴的な造形。
このような形の鉢自体は見かけたことがありますが、高杯として仕立てられたもので大振りなものは、比較的珍しいのではないでしょうか。
口縁には窯疵によるニュウの補修があり、脚部の付け根付近に極薄いニュウが見られます。
また、底部にソゲがありますが、全体としての印象を損ねるようなものではありません。
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