イタリア代表 ユニフォーム 1990 ワールドカップ スキラッチ ロベルトバッジョ ディアドラ


サルヴァトーレ・'トト'・スキラッチは、1990年のFIFAワールドカップまで、イタリア代表として一度も得点を挙げたことがなかった。そしてこの大会後も、国際試合でのゴールはたったの1度である。
しかし、数週間に渡るワールドカップで、この一見地味なストライカーが世界的なスーパースターになったのも事実。アズーリのメンバーとして出場した全てのノックアウトトーナメントで、彼はゴールネットを揺らしたのだ。
残念ながら準決勝でのアルゼンチン戦の彼のゴールは、チームを決勝に導くには十分ではなかったが、3位決定戦がまだ残されていた。そのイングランド戦では、1-1で延長戦に進みそうな中、試合終盤に決勝ゴールとなるPKを成功させたのだ。 ロベルト・バッジョが本来のPKキッカーであったが、相棒のスキラッチに「君が持っていけ。得点王になれるぞ」とボールを渡す。'トト'はそれに応えるようにGKピーター・シルトンの逆を突くシュートを決め、トマーシュ・スクラビーを抜いて大会得点ランキングのトップに立ったのだ。
しかし、スキラッチが手にしたのは、得点王として獲得したアディダス社のゴールデンブーツだけではなかった。彼は、ゴールデンボール賞も受賞し、大会のベストプレーヤーとして、また国民の永遠の愛として認められたのである。

FIFAのコラムより抜粋しました。先日訃報が伝えられましたが、日本でもジュビロ磐田に所属し、ゴントトコンビで名を馳せたスキラッチ氏の活躍が印象的な、1990イタリア代表のモデルです。若き日のバッジョ氏も15番を背負って活躍しました。

やや使用感がありますが、目立つ傷などはありません。