こちらはジョンブルが1990年代に展開していたヴィンテージレプリカライン「ソーイングチョップ」のリーバイス507XX型Gジャン、ロットナンバー＃701の希少な一本です。
ソーイングチョップといえば、当時のジョンブルが誇るデニム技術を注ぎ込んだ本格レプリカラインで、501XX型やカバーオールなどいくつかの名作をリリースしましたが、この2ndタイプ（507XX型）は市場にほとんど出回らなかった激レアモデル。実際、現存する個体を90年代当時のコンディションで見つけるのは奇跡に近いと言えるでしょう。

ジョンブルの歴史は昭和27年（1952年）、岡山県倉敷市で「カネワ被服」として創業したことに始まります。学生服や作業服の製造からスタートし、1960年代にはジーンズ生産を開始。その後「ジョンブル」と社名を改め、ミリタリーやワーク、ストリートなど多彩な要素を取り込んだブランドへと発展しました。ちなみに「ジョンブル」という社名は、当初「ブルジョン」という案もあったそうですが、創業者の発案で“英国紳士”を意味する「ジョンブル」に決定したというユニークな背景があります。

本品は、そんなジョンブルが1990年代に手がけた「ソーイングチョップ」オリジナル。2022年の復刻以前に生産された当時物で、ロットナンバー＃701のオリジナルは滅多に市場に出てきません。濃紺に近い色味を残しつつも、これから着込みによって立体的な色落ちを楽しめる将来性を秘めた一着です。

さらに注目すべきは、ボタンとリベットにスコービル社製のパーツが採用されている点です。スコービル社は19世紀から続くアメリカの老舗金属パーツメーカーで、ワークウェアやミリタリーウェアに数多くの実績を残してきました。その耐久性と経年による美しい変化は世界中のコレクターを唸らせてきたディテールであり、本品もそうしたヴィンテージの本流に連なる完成度を誇ります。

シルエットは、1950年代のリーバイス「507XX」を忠実に再現。短めの着丈、ボックス型のシルエット、フロントのプリーツなど、クラシックな魅力が存分に表現されています。ジョンブルならではの精巧な縫製技術とスコービル社製の重厚なパーツが組み合わさり、当時のレプリカラインの中でも特に完成度の高い仕上がりとなっています。

【状態】
約30年近く前のアイテムながら、リジッドに近い状態で非常に良好なコンディションを保っています。これからさらに自分だけの一着へと育て上げていくことができる魅力があります。

【サイズ】40
肩幅：48cm
身幅：58cm
袖丈：65cm
着丈：60cm
※素人採寸ですので多少の誤差は御理解下さい。

送料無料にてお届けいたします。
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ジョンブルの歴史、スコービル社の存在感、そして507XX型という王道シルエットが三位一体となった渾身の一着。
90年代ソーイングチョップの2ndタイプはまず市場に出てこないため、この機会は滅多に巡り会えません。
ぜひコレクションに加えてください。

他にもヴィンテージや現行古着を多数出品しております。
迅速に発送いたしますので、ぜひこの機会にご検討ください。よろしくお願い致します。