ダリ情熱を語る
Les Passions selon Dali
サルバドール・ダリ、ルイ・ポーウェル 共著
ドノエル
1968年
単行本: 328ページ
出版社: Editions Denoël, Paris (1968/03/19)
言語: フランス語
大きさ: 22.5 x 14.0 x 2.8 (本) cm
内容紹介
1968年5月、「私の文化革命」を書くと同時に、パリ、ドノエル出版社からサルバドール・ダリとルイ・ポーウェルによる「ダリ情熱を語る」という本が公刊された。
ポーウェル自身が、その原稿がどのようにして書かれたかを述べている。「カダケスに2回滞在した間に、私はダリを親しく深く知ろうと、この聖殿の扉を開けようとした。私たちは、証拠はないが、彼の思想に関する本質的なあらゆるテーマについて語り合った。そして、少しずつ、この本の計画は形をとっていったのである。私としては、虚構の一人物の考えを分析するということなので、ダリに“私”といってもらうことにした。」
ポーウェルは、ダリと知り合って約15年になり、ポルトリガットで沢山の会話を録音することに成功している。それによって、本書は非常な力を持つようになり、魅惑的な読み物であり、すみからすみまで、サルバドール・ダリの偏執狂的強迫観念の告白となっているのである。
著者紹介
サルヴァドール・ダリ Salvador Dali 1904~1989
1904年、スペインのフィゲーラスに生まれる。画家、著述家。未来派やキュビスムの段階をへたのち、29年ごろパリでシュルレアリスムに加わり、詩人たちから熱狂的に迎えられた。「偏執狂的‐批判的」方法の発明者である彼の絵は、アカデミックな技巧を駆使して幼児期的妄想を綿密に描きだす。のちに、たえざる自己宣伝とスキャンダリズムの結果もあって世界的な名声を得たが、ブルトンやシュルレアリストのグループから除名された。戦後は原子物理学やカトリック教に色気を示す。カタルーニャのカダケスに妻ガラとともに住み、89年に没。
ルイ・ポーウェル Louis Pauwels 1920~1997
フランスの反合理主義者。ジャーナリスト。
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