慶應◆帝室技芸員【初代真葛香山】秀逸作釉下彩紫陽花文香炉後期作品

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　京都の陶工「真葛長造」の四男に生まれ、父から陶技を学んだ後に横浜に真葛窯を築窯して輸出向けの美術作品を制作、1876年(明治9年)のフィラデルフィア万博を筆頭に各万博や国内外の展覧会で圧倒的な名声を博し明治29年(1896年)に帝室技芸員を拝命した近代陶芸界の巨匠【初代真葛香山】（1842-1916）作。　　　　　　　　　　近代陶芸界の発展に最高峰の功績を残した偉大な陶芸家です。　　　　　　　　　　しかも本作は非常に出来栄えの良い「釉下彩」作品です！　　　　　　　　　大ぶりな器形に、超絶技巧の施釉技術によって「紫陽花文」がエレガントに上品に加飾されています。　　　　　　　　　この鮮やかで精巧な釉下彩は、初代香山ならではの高度な技法であり、未だに他の追随を許さない高いレベルに君臨しています。　　　　　　　　　　底部に染付銘あり。　　　　　この銘の書体から、初代香山の後期作品と分かります（真葛香山をはじめ明治陶芸の研究家として名高い「関和男」氏の著書を参考にしています。　参考ページを画像にも載せましたが、この図録資料本はとても詳しく書かれていて凄い本です。　是非皆さんにもご購入をお勧めします。　　なおこの本は付属しません）。　　　　　　　　　　　　　無傷完品。　　　　　　　　　最後に、当方の取扱品はすべて紛れもなく本物ですのでご安心ください。　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

【状態】　　　　無傷完品　　　　　　

【寸法】　　　　直径14.2cm　　　高さ12.5cm

【重量】　　　　

　　　　

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