木村哲也『書いて覚える中国語』(一粒書房、2022)
外国語ができるということは、書けて初めてのことであると確信しています。
特に中国語の場合、発音こそ難しいものの、見れば意味がわかった気がするので、そのように錯覚しがちです。
本書は、かつてセンター試験の中国語での合格者、年長の中国駐留者、はたまた中国人留学生の前で、複数年にわたって行なった授業の記録です。
類書にない初の試みとしては、日本の漢字と微妙にしか違わない簡体字に、出てくるたびに注意を喚起しました。
ノートに1題ずつ、自分の答えを書きながら、解答と照合し、解説を読まれることを願ってやみません。
(2025年 5月 21日 19時 54分 追加)
A5、135ページ