真空管 TUNG-SOL JAN-CTL- 6AR6 same lot in Military Box NOS pair (2pcs)


米国TUNG-SOLの軍用ビーム出力管JAN-CTL-6AR6 茶ベースの保存状態、程度の良い未使用新品ペア(2本)です(落札価格の設定は、ペア(2本)での設定です)。この6AR6は、本来、1945年にベル研究所によって設計された航空機レーダー用のパルス増幅管として大電流が取り出せる構造となっています。またウェスタン・エレクトリックの真空管と同様のトップ・マイカの3点止め構造、マイカのボタン・ステム、フェノール製のオクタル・ベースを採用して、TUNG-SOL社の5881と同じ容姿をしています。同じく8ピン・オクタル・ベースの6L6系の真空管とはピン配置が一部異なりますが、規格的には、ほぼ同等のものですので、ウェスタン・エレクトリックのアンプでも多様された6L6/350Bのアンプを参照するなど、6L6系のアンプの回路設計にても使用することができます。また実際にオーディオ用途の出力管として使用した場合にも優れた特性を有し、音質的にも高い評価がされています(別冊ステレオサウンド『真空管大研究・歴代名出力管〔管球王国編〕』216頁)。管頂にロットの表示、ベース部分には、TUNG-SOL、JAN-CTL-6AR6、MADE IN U.S.A.、ロットの表示等が白色でシルク印刷されています。ロットは、いずれの2本とも1950年代初期に製造されたものです。尚、1本の元箱には1954年6月にWestern Electric向けに供給されたものであることを記載したシールが貼付されています。この真空管は、私が趣味で約22~23年程前にウェスタン・エレクトリックの118Aアンプの回路を踏襲した自作アンプを製作した際に国内某真空管販売店にて状態、程度の良い軍箱入り未使用新品を購入して保守用として保管していたものです。発送については、ゆうパックでの発送となります。