埴輪腕部残欠弥生時代発掘土器人物埴輪手甲衣紋結び目


長さ20.5cm。弥生時代の人物埴輪の腕(右腕)です。手甲のものでしょうか、あるいは衣服の袖を絞るものでしょうか、リボンのような結び目が装飾として再現されていますが、この可憐な一点から古代の衣装を纏った人々の存在がぐっと身近に感じられ、興が尽きません。中空ではなく無垢で、腕の付け根のほぞの部分も残り腕の残欠としては完全な状態です。すっきりとした曲線にも古代の人々の美意識が感じられます。

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