函付 安部公房 棒になった男 新潮社刊 SF
【詳細】
函付 安部公房 棒になった男 新潮社刊
昭和44年12月15日4刷 新潮社発行
『棒になった男』は、安部公房の戯曲。「鞄」「時の崖」「棒になった男」の3つで構成されるオムニバス形式の演目である。各景はそれぞれ人間の「誕生」「過程」「死」を象徴し、第一景では人間が「鞄」、第二景では「ボクサー」、第三景では「棒」である。
安部公房
東京生れ。東京大学医学部卒。1951(昭和26)年「壁」で芥川賞を受賞。1962年に発表した『砂の女』は読売文学賞を受賞したほか、フランスでは最優秀外国文学賞を受賞。その他、戯曲「友達」で谷崎潤一郎賞、『緑色のストッキング』で読売文学賞を受賞するなど、受賞多数。1973年より演劇集団「安部公房スタジオ」を結成、独自の演劇活動でも知られる。海外での評価も極めて高く、1992(平成4)年にはアメリカ芸術科学アカデミー名誉会員に。1993年急性心不全で急逝。
【状態】
経年劣化により焼け、シミ、汚れ、頁ヨレ、カバーにスレ、傷、汚れは御座いますが、通読に問題は御座いません。