【名品】高麗青井戸茶碗 李朝 朝鮮美術 茶道具


委託出品しましたが、購入した金額をはるかに下回った為、自出品致します。
売り切りますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。


(2025年 7月 9日 17時 07分 追加)
重要文化財 柴田井戸 と同手です。
昔から、青井戸は青すぎてはいけないと言われ、琵琶色に青釉が上品です。作においても轆轤目の強さから、高台のカイラギ、竹節高台、目跡が五つと柴田井戸の特徴を全て備えております。

青井戸茶碗 銘【柴田】
井戸茶碗のうち、青井戸手に属する名碗。
内側にはゆったりと轆轤目がまわり、外側には5本の箆目が強く施されている。
釉は淡い枇杷色を呈しているが、一部で青味が表れ、
所々に釉が飛んで青白い流れとなっている。
見込みは大きく渦状になり、その周りに目跡が大きく5つ残り、高台畳付きにも5つ認められる。織田信長から柴田勝家が拝領したため、「柴田」の呼称がある。
幕末には大坂の千種屋平瀬家に入り、明治36年に藤田家に移り、のち根津嘉一郎の有するところとなる。

■寸 法
口径約15.5cm・高台径約5.5cm・高さ約6.5cm。