●● KENWOOD カセットデッキ ●● 《KX-880GR》 ★ 録音・再生確認済 // メカブロック整備済「動作品」★
ご覧頂きありがとうございます。KENWOOD 2ヘッドカセットデッキ 「KX-880GR」です。
電源コードから1987年頃の製品となります。
先ずお願いです。最近、「オークション代行(代理)業者」による入札が相次いでおり特に
海外への転売業者と思われる入札・落札が顕著になっています。
当方と致しましては日本国内で個人入札の落札のみ対応させて頂き度、お願い申し上げます。
尚、誠に不本意ですが落札後に「代行(代理)業者」が発覚した場合は削除させて頂きます。
また、新規IDによるなりすましに対しても同様の措置を行います。
落札価格異常高騰を防止する為の措置です。何卒、ご理解賜りますようお願い申し上げます。
ゴムベルト類を一切使用しないメカ構成でアイドラーもギア方式。DDモーターでキャプスタンを1個駆動させる
(=シングルキャプスタン)為、走行系がしっかりします。故にメカ部の部品点数も少なく応答性も良いです。
クローズドループ・デュアルキャプスタンも確実にテープを送る点では優れた構造ですがテープに対する優しさではシングルキャプスタンの方が圧倒的に優位です。
ゴムベルト無し故にカセットメカに関してはベルト使用の機器と比較しても必然的に長持ちするはずです。
このゴムベルト類を使用しないメカはKENWOODとあと1社だけだった様な記憶が有ります。
個人的には2ヘッドワンウェイモデルで1番お奨めするシリーズがKENWOOD KX-880です。
また「KX-880GR」にはBIAS調整が付いており中々、使える1台です。
音質は高音がアモルファスヘッドの恩恵も有り伸びます。かと言って中低音もしっかり音が出て
オールジャンル対応出来るかと思います。
「880D」からブラッシュアップされて特にメカ部においては亜鉛ダイカストをフロント部へ
マウントさせ重量化しています。他に見えない所ではFL管透過パネルがフロントパネルに
一体化した点、BIAS回路が独立基板に変更された点でしょうか。
他は従来機と変更は無い感じです。
いつもなら基板上の電解コンデンサチェックを行いますがこの「880GR」、酸金抵抗が
ほぼ新品時と同じ色(青色)で余り使用していない個体と推測出来ます。
写真を見て頂くと良く判ります。使用すると時間経過と共に徐々に退色します。
「BIAS」回路も独立基板になり幾分メイン基板がスッキリしています。
記憶では過去にこの「880GR」を整備した際も電気回路的な故障に遭遇した事は有りません。
「880D」「880G」「1100G」等で電解コンデンサ不良に高確率で遭遇しますがさすがに
現場から情報が集まり改善されてのではと勝手に推測します。
整備箇所はメカユニット分解整備のみとなっております。
操作基板タクトスイッチは問題無い為、未整備です。
メカ内リールモーターは分解整備でコミテーターとブラシの清掃をメカリーフスイッチも酸化被膜が
多かったので磨いて有ります。キャプスタンローラーの硬化が著しかった為、同等新品へ交換済です。
再生速度は測定しましたがDDモーターなので調整するまでも有りませんでした。
尚、DDモーター基板の電解コンデンサも交換済です。
アジマス測定も流石シングルキャプスタンほぼ未調整で終わりました。
尚、ロック剤(透明)は塗布して有ります。
録音・再生テスト、早送り・巻き戻しテストとも問題無く使用出来ます。
本機は左右独立録音レベル調整可能です。基板上ボリュームのクロス調整は不要でした。
マスターレベルと併せて調整し録音をお楽しみ下さい。尚、全てのボリューム等にガリは全く有りません。
録音・再生テストはCD音源としてVictor XL-V531にて「Panasonic EP」 90分テープに録音し再生及び
複数のミュージックテープにて再生テストを実施しております。
尚、再生テストはシングルリピート機能(16回片面リピート再生)で連続実施中です。
外観ですが非常に綺麗ですが天面部に極薄い擦過キズが有ります。
写真にて赤丸で記しておりますのでご確認下さい。
また、使用感に伴う小キズはございます。尚、発売から38年近く経過した物です。
完璧な品をお求めの方は熟慮の上、ご検討下さい。詳しくは写真をご覧下さい。
発送は「ゆうパックおてがる版」でサイズ「120」の予定です。
落札頂いた後に梱包前チェック(総合動作テスト)を行います。発送まで4~5日、頂戴する事を
予めご了承下さい。また、ご質問には随時、お答え致しますが仕事の関係上、タイムラグが発生する事も
重ねてご了承下さい。
長文、お付き合い頂きありがとうございました。宜しくご検討の程、お願い致します。
■■ 写真内「KENWOODロゴ」は株式会社JVCケンウッドの登録商標です ■■