太刀「福岡一文字吉房」在銘作 コンプトンコレクション 長さ 68.4cm


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種別:太刀 銘 :吉房(福岡一文字) 時代:鎌倉中期 長さ:68.4cm 反り:1.6cm 元幅:28.9mm 元重:6.7mm 先幅:18.8mm 先重:4.8mm 重量:593g(刀身のみ) 付属品:白鞘、白鞘袋 福岡一文字吉房は、同時期の助真や則房と並んで鎌倉中期の一文字派を代表する名工の一人です。古書などでは、作風や銘字の相違から同名の刀工が三代あったと記載されていますが、今日では上記の説に加え一人の刀工の作風の変化と言う説もあり、今後の研究が待たれます。 福岡一文字派は、鎌倉時代初頭の則宗を事実上の始祖とし、鎌倉中期に至り最も絢爛な大丁子乱れの作風を展開しましたが、その中にあって助真や吉房などは殊に大模様の乱れを焼き、作風も華やかです。 本作は、磨上られていますが、福岡一文字吉房の在銘作で、鞘の記載によれば日本国外で屈指の愛刀家として知られる故ウォルター・A・コンプトン博士が所蔵したものです。旧所有者の方の話では、コンプトン博士の所蔵目録に所載されていたとのことですが、現在その目録は紛失しております。 故ウォルター・A・コンプトン博士は、アメリカ合衆国出身の医学博士で、昭和期の愛刀家として国内外で著名で、その蔵刀には鹿児島照国神社に寄贈された備前三郎国宗(国宝)を初めとした名刀が多く含まれています。 姿は、鎬造、庵棟、身幅尋常、元先の差幅やや開き、中鋒やや延びごころとなる。鍛えは、板目に杢目、流れごころの肌交じり、地沸つき、地景入り、淡く映り立つ。刃文は、匂出来の互の目に小丁子、小乱れ、尖り刃など交じり、足、葉よく入り、金筋、砂流し、湯走りかかり、帽子は乱れこんで先丸く返る。一文字吉房の稀少な在銘作であり、若干、錆や鍛えなどはみられますが、平肉も豊かにつき、刃中も明るく冴えており、加えてコンプトンコレクションの一口です。 --------------------------------------------------------- 出品者は、刀剣愛好家ではありますが、プロではございませんので、ご質問をいただいても適切な回答が出来ない場合がございます。 主に、自らの所蔵品に加えて、知り合いの方から預かりました御品物を出品しております。 出品している商品を画像でご判断していただき、ノークレーム、ノーリターンでお願いいたします。 また、撮影で使用している刀枕や刀掛けなどは出品物に含まれません。 ※付属品がある場合は。本文中に記載いたします。 ※寸法は手測りの為、誤差につきましてはご容赦ください。 落札後、二十四時間以内に取引情報入力、二日以内の御入金、御品物が届き次第速やかな受取連絡をお願い申し上げます。 刀剣類・火縄銃などを落札された方は、購入受取後、銃砲刀剣類所持等取締法に基づき、二十日以内に各都道府県の教育委員会への所有者変更届出が必要になります。