19世紀後半のライティングビューロー
とても状態がいいのですが、買い付け元からは19世紀と言われております。
象嵌細工が見事で、とても手の込んだつくりです。状態がよく作られるも、気持ちよくお使いいただけます。
なかなか見ないタイプのビューローで、仕掛けがあって素敵です。
天板が下がり、さらに引き出しを引くと2枚のスライド扉、真ん中にレザーの張った書き物をするスペース。そのスペースを持ち上げるとスライド扉の収納。
曲線描く天板のリムには真鍮が取り付けられて高貴な雰囲気。足元にもオルモル装飾がございます。
パーケトリー装飾が大変美しい見事です。コンパクトサイズで女性用に作られているタイプのビューローです。
様式はナポレオン3世様式だと思わます。もしくはルイ16世様式(15世様式からの移り変わりのタイミングの家具スタイル。)
ルイ15世様式とルイ16世様式の2つの特徴が混ざったスタイルで、この時期の家具の特徴ともいえます。
―――――――――――――――――――――――――――――――――――
サイズ 幅67㎝ 高さ75㎝ 奥行43㎝
拡張時 高さ88㎝ 奥行72㎝
―――――――――――――――――――――――――――――――――――