初版 坂口尚 星の動く音 HISASHI SAKAGUCHI SF短編集 奇想天外社刊 石の花
【詳細】
初版 坂口尚 星の動く音 HISASHI SAKAGUCHI SF短編集 奇想天外社刊
昭和55年4月15日初版 奇想天外社発行
一攫千金の夢を追い、人間を溶かす水底の黒い泥土の中に眠っている宝石、リルメルンを求める男たち。リルメルンを手に入れた者は至福の境に導かれるというが…。(宝石狩)/ 宇宙の秘密を解明する男たちは、偶然降り立った小惑星で、ゼリー状の湖水に吸い込まれそうになる。逃げるように母船に帰って来た彼らだったが…。(秘密)/ 他、全8編を収録したSF短編集!!
坂口尚 さかぐち ひさし HISASHI SAKAGUCHI
1946年5月5日生まれ。東京都荒川区出身高校在学中の1963年に虫プロダクションへ入社。アニメーション作品『鉄腕アトム』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』等で動画、原画、演出を担当。その後フリーとなり、1969年、漫画雑誌『COM』誌に『おさらばしろ!』で漫画家としてデビュー。以後多くの短編作品を発表。
1970年代末〜80年代初頭、既存のジャンルを超えた自由で個性的な漫画表現を開拓しようとするニューウェーブと呼ばれる潮流の中で、作家として存在感を高める。一方でアニメーションの制作にも断続的に携わり、24時間テレビのスペシャルアニメ100万年地球の旅 バンダーブック『フウムーン』等で、作画監督、設定デザイン、演出等を担当。1980年〜82年、代表作の一つとなる『12色物語』を執筆。1983〜1995年にわたって、長編3部作となる『石の花』、『VERSION』、『あっかんべェ一休』を上梓。1995年12月22日49歳の若さで逝去。1996年第25回日本漫画家協会賞であっかんべェ一休が優秀賞を受賞。2023年、第50回アングレーム国際漫画祭で石の花が遺産賞 Prix du Patrimoine受賞
【状態】
経年劣化により焼け、シミ、カバーにスレ、傷は御座いますが、概ね良好です。